横浜三渓園を散策の後、近くの郷土資料館「八聖殿」を見学してきました。
三渓園から本牧の住宅街の長い上り坂を経て八景殿の表門の周辺では、大銀杏やブナの木などに囲まれた自然林となっています。
丘の上には、小さな博物館と呼ばれる郷土資料館の「八聖殿」は、法隆寺の夢殿を模範にした正八角形の八角三層の貴重なデザインの景観が見られます。
1階展示室には、横浜の海の変遷や過っての本牧で行われていた漁業や海苔作りの歴史について多くの資料が展示されて紹介されていました
2階展示室では、八聖殿の名前の由来となった八人の聖人像(キリスト・ソクラテス・孔子・釈迦・聖徳太子・弘法大師空海・親鸞・日蓮)と中央には三種の神器の鏡が飾られています。
他にも、農村の暮らしをテーマにした古民家、農具、民具、夏祭りのお馬流しなど多くの貴重な資料が展示されていました。
2階のテラスからは、大銀杏などが茂る秋の光景が見られます。
本牧臨海公園側から望む八聖殿の屋根の姿。
本牧臨海公園の展望台からは、産業道路や根岸の港、昔は海だった埋め立て地の工場が一望することが出来るお休みところとなっています。
港横浜の歴史を学ぶ貴重な機会でした。
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