MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

歴史の道(鎌倉街道)・寺社巡り

2022年05月02日 | まち歩き

茅ヶ崎甘沼の成就院のなんじゃもんじゃの木を見た後、茅ヶ崎の大山道を経て辻堂の宝泉寺までの鎌倉街道沿いの寺社を巡ってきました。

旧大山道から道に迷いながら松林通りを経て、東海道に出ると鎌倉時代に創建された上正寺があり、山門前には親鸞聖人像がお立ちで、関東地区では少ない浄土真宗のお寺でした。

境内には、将軍家の菩提寺の寛永寺にあった石灯篭が移設された石灯篭が保存されており、重要文化財に指定されています。

上正寺前の千手院では、9体の貴重な舟形石仏像や阿弥陀像が並び歴史の道の光景が見られます。

上正寺の近くの広徳寺は、真言宗のお寺で本堂前には、修業されている姿の弘法大師像がお立ちされています。

境内には、龍や桐の彫刻が施された立派な石灯篭も見られ、創建400年の名寺の風格が感じながら参拝していました。

広徳寺からすぐ近くの熊野神社も創建400年近い平安時代末期の古刹で、夏には浜降祭で賑わう小和田地区の総鎮守として信仰深い地域のパワースポットとなっています。

東海道に戻り、辻堂駅近くの街道には、大木の桐の木が聳え立ち、枝先にフジの花のような花が咲き、珍しい姿を誇っているようです。

東海道から赤松通りを経て、辻堂駅前通りの近くには、「源頼朝公の落馬の地」の案内板が設置されていますが、源頼朝が以前の相模川に架けられた相模川橋の落成式に参列した帰りに落馬した所で、歴史スポットとなっています。

辻堂駅から宝泉寺へ向かう旧鎌倉街道(京、鎌倉往還)には、道祖神が立ち歴史の道となっています。

旧鎌倉街道と村の道との交差点にあった宝泉寺は、源頼朝が勧請した創建800年近いお寺で、「南の寺」とも呼ばれており、寺の近くの辻に不動堂があったことから、「辻堂」の地名の由来となったようで、江戸時代には、大山詣の後、江の島に向かう途中に立ち寄って参拝した人気スポットとなっていた名寺のようです。

宝泉寺の隣には、辻堂元町の鎮守の諏訪神社が鎮座し、現在も夏の例大祭では町中が賑わう人気の神社となっています。

拝殿の横には、大木の欅の根が保存されており、珍しい御神木となっています。

案内によると、20年前に社殿を造成した際に彫り出された樹齢500年の欅の根だそうです。

大河ドラマの鎌倉殿で、鎌倉や湘南地区は大変な人気スポットとなっていますが、改めて湘南の歴史を再認識する機会となる歴史散歩でした。


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