大晦日を迎えて今年も終わろうとしている。
長い我が人生の中で今年ほど鮮烈なシーンが頭に刻まれて忘れられない年はないだろう。
3.11東日本大地震の発生により、東北地方を中心に大被害が発生し、未だ行方不明の方もおられ、死者・行方不明者が2万人近い災害は世界を震撼させ、未だその復興の道筋が見えてこない状況である。被災地の皆さまには、心からお見舞い申し上げます。
正しく戦後最大の大被害であり、否応なしにあの戦後の路頭に迷った生活や光景が想い出させられます。
管理者も、昭和23年に発生した福井大震災を経験しており、子ども心に刻まれた悲惨な記憶は、未だに鮮明に残っており、時代の背景も異なり同列では考えられないが、戦後と震災の被害から立ち上がって今日に至った「頑張るんだ・・・」という思いは、共通することではないだろうか?
今年は、3.11をきっかけに、 「がんばろう日本」と日本人の心がひとつになり、様々な形で支援の輪が拡がり誇りにも思い、世界中からの評価も得ていたが、「災後」の復興に向けて今こそ「我欲」を捨てて、立ちあがることが必要であると感じている。
今年を表す一文字には、『絆』が選ばれたが、今年ほど人と人との繋がりの大切さを実感したことはなく、必ず日本の再生に向けて希望が見えてくるように思える。
被災地の皆さんに元気を取り戻してもらおうと、いろいろな形でのメッセージも届けられているが、この機会に国民すべてが心ひとつとなり、災後の復興に尽くさねばならないと肝に銘じて、新しい年を迎えたいと願っている。
当ブログにアクセス頂いた多くの方々に厚くお礼申しあげます。
どうか新年が再生日本の元年となり、皆様にも佳き新年をお迎えいただきますよう祈念します。
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