先日、秋空の好天となり特別名勝・史跡となっている浜離宮恩賜公園をぶら散歩してきました。
新橋駅から公園に向かう途中の汐留の日本テレビタワーでは、「日テレ大時計」と呼ばれる大きなからくり時計が動いており、宮崎駿のデザインだそうで、現在も時間によってからくり仕掛けが施されているようです。
浜離宮の大手門では、入門は予約制となっていますので、予約済みのナンバーを提示して入門することが出来ました。
門を入ると、門の内側には、シンボルの「三百年の松」があり、約300年前に六代将軍家宣が大改修した頃に植えられたと言われ、都内最大級のクロマツで、現在も太い枝を延ばして壮大な姿を誇っているようです。
お花畑では、約30万株のオレンジと黄色のキバナコスモスやコスモスがやや満開を過ぎていましたが、鮮やかな色合いで咲き誇っていました。
花の周りには、蝶や蜂が蜜を求めて飛び回って秋の美しさを喜んでいるようです。
庭園の東京湾側には、徳川慶喜が大阪から船に乗ってきて江戸城へ向かったという「将軍の上がり場」が保存されています。
園内の池は、海水を取り入れている「潮入の池」で、潮の干潮により水位が変化する珍しい池で、水位を調整する横堀水門が設置されています。
水門の横には、「樋の口山」があり山頂には美形の松が植えられて東京湾やレインボーブリッジが望めるポイントとなっています。
「庚申堂鴨場」には、大小の引堀が設けられており、鴨を引き寄せて鴨猟を行っていたという珍しい情景が保存されています。
池の傍の「大覗」から池の水鳥の様子を覗き捕獲のタイミングを見計らっていたようです。
この日は、引潮の時期でしたが、野鳥の姿も少なく寂しい光景でした。
園内のほゞ中央にある御亭山からは、東京タワーや高層ビルを望める絶景ポイントとなっています。
園内の汐留川沿いにある富士山に似た形に造形された富士見山ですが、樹々に囲まれて富士山を見ることは出来ませんが、潮入の池を望む眺望が素晴らしくお休み処となっています。
潮入の池を繋ぐ中の橋。
約120mの「お手伝い橋」は、池の中島、小の字島を繋ぐ木橋で、その先にある御茶屋とその先にある三つの御茶屋や池の周りの四季の風情ある景観を眺めながら渡れる園内一の憩いのスポットとなっています。
池の先の「鷹の御茶屋」は、過って将軍が鷹狩りを行っていた時のお休み処で、茅葺の屋根や板造りの姿は、威風の外観となっています。
馬場跡の奥にある「新銭座鴨場」では、深い樹林に囲まれていますが、野鳥の姿は見られませんでした。
将軍が馬乗りの練習していた?馬場跡は、何もその痕跡は見られませんでした。
江戸時代の風情が残る大名文化の一端を見ながらノスタルジックなひと時のぶら散歩でした。
浜離宮恩賜公園のお花畑は、夏にはひまわり、秋にはコスモスが色鮮やかに咲き誇って美しい伝統の庭園の景観がみられますよ。今年は、見頃を過ぎましたが、花と庭園の美観は、他の公園とは異なる様子でした。
コスモスがこんなに見られるとは・・・・
来年はぜひともいってきますね。
コロナ禍の収束が近づき久しぶりに東京散歩してきました。浜離宮庭園も予約制となっていますので、入場者も少なく、庭園の四季の美しさを実感してきました。
新橋や汐留界隈もmariaさんの想い出スポットでしたか~。
いつもお立ち寄りありがとうございます。
浜離宮のコスモス畑は結構広いですね!
とてもきれいな季節です♪
先日テレビでも観ました。こんな時に行ける方はラッキーだと思います🤞
私もホセとだいぶ前ですが、近くの朝日ホールへ行く前にちょっと浜離宮に入ってみました。
日本テレビ前の大きな時計のモニュメント、娘と東京湾クルージングを楽しんだ日に初めて寄りました。
どちらも懐かしく拝見しました。
いつも有難うございます。