梅雨の晴れ間となり多摩のパワースポットの御岳山にハイキングしてきました。
ハイキングシーズンとなり、関東の名所で混雑しているのではと心配していましたが、ハイカーの姿は少なく新緑の自然豊かな御岳山を巡ってきました。
御嶽駅を出てケーブルカーで滝本駅へ向かいます。
ケーブルカーは御岳山駅まで標高差約400m、関東一の平均勾配22度の急こう配を約6分で上ります。軌道の周りは新緑に覆われる景観が見られます。
御岳山駅の展望広場からは、都心や秩父連山などの絶景が拡がっています。
御岳山駅から一の鳥居をくぐり樹齢数百年の杉の木や檜の樹林に囲まれた参道を進みます。
参道の途中には、御師の宿坊集落があり、その一つの馬場家御師住宅は茅葺屋根の重厚な建物で都の歴史手建造物として文化財に指定された圧巻の姿でした。
参道沿いの石壁には、約30mに亘ってユキノシタの花が咲きフラワーロードとなって参道を彩っています。
その先には、樹齢1000年、樹高30mの神代欅が聳え立ち、圧巻の姿を見せていますが、日本武尊が東征の際に植えられたと伝説の樹で、国の天然記念物に指定されています。
参道にある貴重な道祖神
二の鳥居から約300段の石段を上ります。
隋身門には、仁王様ではなく随身の矢大臣と左大臣が安置されています。
石段にも鬼のような仁王像が睨みつけていますね~
御岳山山頂に鎮座する「武蔵御嶽神社」は、日本三大御嶽神社に数えられている名神社で山岳信仰の霊場で開運のパワースポットとなっています。
守り神の狛犬は、お犬様とも呼ばれ、狼の化身の山犬でした。
朱色の拝殿の向拝には、大鈴や虎や龍などの色鮮やかな彫刻が飾られ、格式高い雰囲気が感じられます。
向拝の天井にも素晴らしい龍などを描かれた画が見られます。
宝物殿の前には、畠山重忠の騎馬像が立っています。
本殿の右側には、旧本殿の常磐堅磐社(ときわかきわ社)があり、黒漆の荘厳な装飾が施されています。
関東一のパワーを授かり、長尾平の展望台へ向かいます。
長尾平の広場には、展望台やヘリコブターの着陸場もあり、お休み処となっており、絶景を眺めながら一休みしていました。
長尾平で一休みの後、御岳山の人気スポットのロックガーデンへ向かいました【続く】
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