横浜のハイキングコースの「馬洗川のせせらぎ緑道」から新緑の森「舞岡公園」を久し振りにハイキングしてきました。
馬洗川は、上流の滝で旅人が馬を洗ったことから名付けられた歴史道で、自然のままの姿で水生植物や小動物が棲む水辺の光景が残されており、横浜市民の散歩道となっているようです。
せせらぎ緑道では、せせらぎの流れに沿ってレンガ壁の遊歩道とオレンジ色の擁壁で仕切られたコントラストな光景が続き、擁壁には石積みアートも見られます
擁壁や水辺には多くの樹々が植えられた木道となっており、名前通りのせせらぎ緑道の風情ある光景が続きます。
せせらぎ緑道から小菅ヶ谷地区を経て約2km先の舞岡公園へ向かいます。
舞岡公園は、横浜では珍しい谷戸の地形を生かして田園や雑木林、池、古民家などが保存されて自然公園で四季の光景が見られる憩いスポットとなっています。
公園の東門付近の「バラの丸の丘」の光景
東門から田園地帯に向かうと、森林のアップダウンの山道が続く絶好のクロスカントリーコースが続き、広い水田には田植えが終わった田園風景がみられます。
「小谷戸の里」では、茅葺の古民家を中心に納屋など明治時代の和室や床の間、土間などが保存されて、横浜の歴史的建造物に認定されています。
北門近くには、現在は回っていませんが、田植え時期には回転しているようで、谷戸の原風景となって水車小屋も保存されています。
北門からアップダウンが続く中丸の丘へ向かいます。
「中丸の丘」は、お休み処となっています。
「狐久保広場」からアップダウンの坂道をへて、「瓜久保」では名前の由来は不明ですが、新緑が美しい広場となってマイナスイオンが満ちた空間となっています。
爪久保の横には、カッパ池があり、池端では河童の相撲さんが組み合った銅像があり、なぜ此処に河童がいるのだろうか?と思いますが、由来は不明で里山の歴史を感じる神秘的な雰囲気が漂っています。
舞岡公園から舞岡川のせせらぎが流れる小川アメニテイと名付けられたプロムナードへ出ると、せせらぎの溜まり場には錦鯉が泳ぎ回り、せせらぎには花も咲くせせらぎの優雅な光景も見られます。
舞岡川の小川アメニテイの小路の先には、舞岡村の鎮守の「舞岡八幡宮」が鎮座しており、約600年前に石清水八幡宮を勧請した古刹で境内には、古式豊かな名残の足跡が残されています。
八幡宮の前の田園地帯の小川アメニテイ遊歩道では、小さな水車が音を立てて回り長閑な谷戸の風景もみられます。
この日のハイキングのラストでしたが、里山や谷戸の光景を堪能したロングハイキングでした。
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