江の島海岸から江の島道を経て川名地区の新林公園、川名清水谷戸を巡っていました。
新林公園は、緑豊かな公園で尾根道の自然散策路などがあり春には桜やフジの花の名所ですが、夏本番を迎えて湿性植物区では木道の遊歩道周りは樹々で覆われた緑の楽園となっています。
湿性植物区の奥には、湧水で出来た川名大池があり、バードサンクチュアリとなっていますが、鳥の姿は見れませんでした
湿性植物区の池の手前には、シンボルツリーのラクウショウ(落羽松)の大きな気根が顔を出して、根から呼吸をしているようです
新林公園の山の東側にある「川名清水谷戸」へ向かいます。
「川名清水谷戸」は、藤沢の三大谷戸と言われ、中でも一番大きな谷戸で、広大な流域に水田や沼地が残されて、昔の原風景がそのまま保存されて自然保全地区になっています。
切通の小径を抜けて谷戸に入ると、別世界のように広い田園や沼地が拡がり秘境の雰囲気が漂っています。
沼地の奥にも大池があり笹竹に覆われて鳥のさえずりがかすかに聞こえますが、姿は見られません。
沼地には、ガマが大きく草丈を延ばして茶色いソーセージのような「ガマの穂」を付けています。
川名清水谷戸から近くの早良親王と鎌倉権五郎景政を祀る「川名御霊神社」に立ち寄ってみました。
川名御霊神社は、1000年以上前に創建された名寺で、秋の例大祭では山車が出て賑わう人気スポットとなっているようです。
70段の石段の参道を上った高台には、拝殿では珍しい神紋も見られ風格ある静かな雰囲気でした。
本殿横には、福禄寿が立ちにこやかな笑顔でお迎えいただきパワーを授かっていました。
御霊神社の近くの神光寺では、本堂の裏にも、大きなやぐらや岩屋には石仏が並び、由緒ある珍しい石仏群が保存されています。
猛暑に近い暑い日でしたが、緑豊かな自然の森林や谷戸の光景に癒されたぶら散歩を楽しんでいました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます