中国の春節(旧正月)を迎えたこの日は、横浜中華街では春節ムード一色となり、一年で一番の賑わいとなり、伝統の獅子舞などの祝賀イベントが行われるが、今年も夕方から出かけてきました。
中華街に入ると、獅子が舞う「採青(サイチン)」が丁度始まったばかりで、爆竹が鳴り響き太鼓やドラの音の強烈なビートに併せて、獅子が舞い踊るが、一目見てカメラに収めようと獅子舞を追い求めて大歓声が沸き起こっていました。
カラフルな獅子が、太鼓に合わせてお店に舞い踊るのですが、その踊りも各店頭に吊るされたご祝儀袋(紅包)をパクッと口に銜えて商売繁盛を呼ぶそうです。
丁度ビルのレストラン街に待つと、獅子が階段を駆け上がってきて、観客が頭を咬まれていましたが、「開運厄除」のご利益があると喜んでいました。
特に、黄色の獅子は仁徳と高貴を表す獅子だそうで、出くわした我々にも福を与えてくれるのでしょう
海を守る横濱媽祖を祀る「横濱媽祖廟」は中華街のパワースポットと言われており、ご利益にあやかろうと長いお線香を持って行列が出来ていました。
「横濱媽祖廟」には、日本の七福神のように、神々が祀られているようです。
続いて「関帝廟」へ来てみると、関聖帝君を主神に多くの神々が祀られているようですが、目を惹くのは、龍や魚などの色とりどりの造形物が至る所に飾られており、中国独特の建造物となっています
中華街大通りに出ると、こちらでも採青(サイチン)の獅子舞が見られましたが、こちらの獅子は知恵と勇気の赤の獅子が勇壮な踊りを見せてくれました。
大通りでは、立ち止まる人、西行きの人、東行きの人がぶつかり合い、押し競まんじゅうが繰り返されており、身動きとれず恐怖感を覚える程で、心配だったのはその渦の中に、乳母車の幼少児やお年寄りが悲鳴を上げていました。
ようやく脱出して、山下公園をブラ散歩していたが、夕闇迫り美しいブルーライト・ヨコハマが始まっていました。
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