今朝も30度近い暑い朝でしたが、この数日は朝ランを控えていたので、鈍っていた足に刺激を与えるべく、6時過ぎに飛び出してホームコースの城址公園へ・・・
園内に入ると散歩される姿も見られたが、やはり暑さのせいだろうか、人影は少なくなっており、木陰のクロカンコースを選んでゆっくりジョグで周回を回るが、朝から蝉しぐれが降り注ぎ暑さが倍加するように耳を叩く。
何周目かに足元にポトリと蝉が落ちてきたので拾い上げれば息絶え絶えに、我が指にしがみついており、短い命を終えたようで、羽化して何日が過ぎたのだろうか?あまりに儚い寿命に、しんみりとして、握りながら走っていた。
また、夏の陽が容赦なく照りつける芝生広場の遊歩道を行くと、先月まで可憐な花をつけていたヤマボウシの実が乱れ落ちており、思わずかき集めてみてかじってみると実に甘みがあり、食感もよく数粒を持ち帰ってきた。
その後、引地川親水公園へと移動して遊歩道を走るが、こちらも散歩人は少なく、いつもの顔なじみの姿はなく、静かな川辺の風景が拡がっていた。
済みきった青い空に映える送電線の白い鉄塔も、この日はやけに美しく見えていたが、節電モードの中で精いっぱいの電力供給に活躍しているようで、その姿も美しかったのだろうか?
また、川辺には、寄り添った鳩が声をかけてくれて思わず立ち止まっていたが、白い鳩には仲間が取り囲むようにガードしており、鳩の世界も美鳩は女王のようにもてもてのようでした。
周辺の田圃では、稲穂が実り始めており、暑い中で雀の大敵から守るネット張りの作業があちこちで行われており、オーナーにご苦労さまと声掛けてみると、「収穫を考えたら苦にならないよ~」とニコニコと元気な声が戻ってきたが、この田には、藤沢でも珍しい黒米を作っているそうです。
引地川から引き返して帰路に着くと、お盆を過ぎて「送り盆」を終えた名残が、各玄関口に置かれていたが、下界の余りの暑さと嘆かわしい世相を見てどのように先人が感じておられたのだろうか?
近くの共同墓地に立ち寄り、数々のご先祖のめずらしい墓や市指定有形文化財となっている寛文12年の庚申供養塔などを参拝して、帰路に着いた。
猛暑の中の朝ランくれぐれも熱中症に
気をつけてくださいね。
引地川親水公園すてきです。
朝ランですが、まだまだ暑いですね・・・
信濃は涼しいことでしょうね。
秋のシーズンを控えて、無理なくゆっくりと行きますね