曽我丘陵の見晴らしコースを散策して美晴台から湘南の梅の名所である曽我梅林を梅見散策し、その後曽我の里を巡ってきました。
曽我の梅林は、別所梅林や原会場、中河原会場で約3万5千本の梅が咲き誇る関東屈指の梅林となっており、この日はほぼ満開となっていました。
別所梅林の入口の県道沿いの民家には、梅林の中で一番の大きな樹齢60年の藤牡丹枝垂れが鮮やかに咲き誇っていました。
大枝垂れの近くには、ミモザの花も負けじと素晴らしい美しさを見せていました。
広い梅林内には、紅梅・白梅・しだれ梅が見ごろで剣沢川沿いの富士見ポイント近くでは富士は雲に隠れていましたが、川沿いには紅白の枝垂れ梅がその華麗な姿を競い合う光景は、「かながわ景勝50選」に選ばれているこの時期ならではの絶景が見られました。
紅梅交差点の先にも枝垂れ梅園があり、高さ4m近い大きな枝垂れ梅が舞姫のような美しさを競い合っています。
花の下では、可愛いワンちゃんもしだれ梅の姿に魅せられていましたね~
梅林の散策路を巡った後、剣沢川沿いに出ると梅の並木道も風情ある光景でした。
剣沢川沿いの田島地区では、玉泉寺の七観音塔や笠付三猿塔など珍しい石造物が多く見られ
剣沢川沿いには、約400本の桜道となって田島の桜の里として来月には桜咲く名スポットとなっています。
途中、田島横穴古墳群に立ち寄ってみました。案内によると、この丘陵地帯には古墳時代の古墳群が多くあったようで、山道を登ると、大小の12基の横穴が今も保存されていて豪族のお墓だったそうです。
横穴群から県道へ戻り、道沿いにある蓮台寺の境内には、まつり地蔵などユニークな表情の石の像が並んで思わず足を止めていました。
さらに、駅近くの菅原道真を祀る「菅原神社」に立ち寄ってみました。
「菅原神社」は国府津の天神さんと言われているそうで、お馴染みの道真公や天照大神など七神が合祀されていました。
拝殿前には、「撫で牛」が置かれ、腰痛の快復を祈願していました(笑)
懐かしいわらべ歌の「通りゃんせ」の発祥の地となっており、天神様の細道じゃったようで、お札を収めて腰痛に悩まされて怖いながらも何とか無事国府津駅に戻りました
快晴に恵まれて曽我梅林や曽我物語にまつわる歴史や自然に触れての歴史散歩を堪能してきました。
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