都内有数の桜名所の井の頭公園を花見散歩してきました。
井の頭公園の園内には、約500本の色々な種類の桜の木が植えられて日本さくら100選に選ばれており、久しぶりに満開となった広い公園をぶら散歩していました。
井の頭公園は、池の湧き水が勢いよく湧き出て 神田上水の水源から「井之頭」と名付けられたそうで、大きな池の端に「神田川」の石碑が設置されて史跡となっています。
神田川起点の先の水門橋の上流には、自然の樹々に囲まれたひょうたん池と太鼓橋が架けられ、ひょうたん橋から上流側の井の頭池を望める絶景が見られます。
井の頭池の散策路を進むと、サイクルボートに乗って花見を楽しむ花見客で大変な賑わいとなっていました。
池の弁財天側には、風情ある木製の弁天橋が架けられています。
井の頭公園のパワースポットの弁財天の境内には、蛇と人頭が一体かした宇賀神様や口から水が流れる異様な姿の銭洗い弁天が見られ、鎌倉の源頼朝も戦勝祈願したと伝えられ、赤い太鼓橋も縁結びのご利益があるようで、パワーが漲る雰囲気を感じながら参拝していました。
弁財天の裏側の弁天池には、アサガオ型の噴水が見られ、池の自然豊かな景観を創り出しています。
井の頭池から小鳥の森へ向かうと、玉川上水沿いには自然豊かな長い一本の小径があり、この日は鶯の声が響きわたり、「風の散歩道」となっています。
御殿山エリアには、徳川家光が鷹狩の際にお休みしたことから名付けられたそうで、現在も広い雑木林となっており、多くの竪穴住居跡などの遺跡が保存されています。
御殿山から弁天橋、狛江橋を渡った自然文化園(水生物園)には、公園が開園された時から植えられた大木のメタセコイアが聳え立つ並木道となっています。
池の中央の七井橋付近には、ボート乗り場があり、周辺にも多くの満開の桜が見られ、公園の一番の花見スポットとなっていました。
井の頭池から吉祥寺駅へ向かう七井橋通りの商店街は、花見客で大変な賑わいとなっていました。
吉祥寺駅前には、井の頭自然文化園で飼育され、69歳の国内最高齢だった「ゾウのはな子」像が設置され、現在は待ち合わせスポットとなっているようです。
吉祥寺の氏神様として有名な八幡宮へ立ち寄ってきました。
鳥居脇には、「神田御上水 井之頭弁財天」の道標と庚申塔が設置されていましたが、井の頭弁財天にあったものを移設されたそうです。
武蔵野八幡宮は、誉田別尊・比賣大神・大帯比売命を祀る神社で、神田上水の水源地の守護神として信仰を集め、出世開運、恋愛成就などのご利益高いパワースポットとなっていて、健康長寿を祈願してきました。
開園100年を超えた日本で最初の郊外公園と言われる井の頭恩賜公園の春の自然公園の雰囲気に魅せられながらのぶら散歩でした。
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