3月10日、墨田区や台東区などを中心に約10万人が犠牲になった東京大空襲の日で、あれから70年を迎えて都内では「東京平和の日」として追悼式が行われていたが、先日、墨田区役所の「平和のオブジェ」を見てきました。
浅草から区役所へ向かう途中の吾妻橋から眺める東京スカイツリーは、この日もアサヒビール本社とオブジェの先に、雨に煙るツリーでした。
区役所の1階アトリウムの壁には、高さ約13mの巨大な壁に、折り鶴とユリの花の「平和のオブジェ」が描かれていました。
「平和のオブジェ」は、約9万羽の折鶴を壁面に張り付けたもので、12の百合の花と5匹の折り鶴から出来ていますが、「東京大空襲から70年 語り継ごう 平和の思いを次世代へ」のメッセージを発して鎮魂の思いを込められているそうです。
中央には5匹の折り鶴が羽ばたいている姿が描かれていますが、見事な配色とデザインも素晴らしいですね。
制作作業は、区内の小学生などが折られたそうで、近づいて眺めてみると、12色の色紙の折り鶴が台紙に貼られていました。
アトリウムの一角には、葛飾北斎コーナーがあり立ち寄ってみました。
入口には巨大な獅子のオブジェが迎えてくれましたが、墨田の伝統の造形物のようですね。
こんな素敵な羽子板も展示されていましたが、北斎とは無関係のようです~
区役所を後にして隅田公園側の区役所前の枕橋(旧源森橋)からは、東京スカイツリーを仰ぐと橋の妙な親柱と背比べをしていましたね(笑)
この場所はアサヒビールの工場跡だそうで、親柱もビール樽を連想するもののようです。
枕橋の欄干には、「隅田川八景 枕はし夜雨」と題した、二代目広重の画が描かれていました。
隅田川堤防へ戻ると、アサヒビール本社壁に映り込むスカイツリーが頂部まで美しい姿を見せてくれました。
特徴ある朱色の吾妻橋際から浅草方面を望む光景ですが、水上バスが行き来して隅田の画になる光景ですね。
スカイツリーを望む隅田川テラスなどからは、70年前の悲惨な光景は想像も出来ないが、平和と繁栄を享受している現世代は改めて平和の意味を問い直す節目の時になって欲しい記念の日となって欲しいところである。
浅草から区役所へ向かう途中の吾妻橋から眺める東京スカイツリーは、この日もアサヒビール本社とオブジェの先に、雨に煙るツリーでした。
区役所の1階アトリウムの壁には、高さ約13mの巨大な壁に、折り鶴とユリの花の「平和のオブジェ」が描かれていました。
「平和のオブジェ」は、約9万羽の折鶴を壁面に張り付けたもので、12の百合の花と5匹の折り鶴から出来ていますが、「東京大空襲から70年 語り継ごう 平和の思いを次世代へ」のメッセージを発して鎮魂の思いを込められているそうです。
中央には5匹の折り鶴が羽ばたいている姿が描かれていますが、見事な配色とデザインも素晴らしいですね。
制作作業は、区内の小学生などが折られたそうで、近づいて眺めてみると、12色の色紙の折り鶴が台紙に貼られていました。
アトリウムの一角には、葛飾北斎コーナーがあり立ち寄ってみました。
入口には巨大な獅子のオブジェが迎えてくれましたが、墨田の伝統の造形物のようですね。
こんな素敵な羽子板も展示されていましたが、北斎とは無関係のようです~
区役所を後にして隅田公園側の区役所前の枕橋(旧源森橋)からは、東京スカイツリーを仰ぐと橋の妙な親柱と背比べをしていましたね(笑)
この場所はアサヒビールの工場跡だそうで、親柱もビール樽を連想するもののようです。
枕橋の欄干には、「隅田川八景 枕はし夜雨」と題した、二代目広重の画が描かれていました。
隅田川堤防へ戻ると、アサヒビール本社壁に映り込むスカイツリーが頂部まで美しい姿を見せてくれました。
特徴ある朱色の吾妻橋際から浅草方面を望む光景ですが、水上バスが行き来して隅田の画になる光景ですね。
スカイツリーを望む隅田川テラスなどからは、70年前の悲惨な光景は想像も出来ないが、平和と繁栄を享受している現世代は改めて平和の意味を問い直す節目の時になって欲しい記念の日となって欲しいところである。
自然の驚異も怖いが、人間の行為はもっと怖い。広島、長崎と続いていくが、若い方に平和日本を守ってほしいです。自然と違って、人間が止められる行為ですから。
空襲だけは、忘れてはならないことで 世代を超えて語り継ぎ二度と繰り返さないように我々世代の努めですね。
あの火の雨はしっかりと脳裏に焼き付いています。