MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~横浜中華街

2022年01月30日 | まち歩き

横浜中華街の冬の風物詩の春節を控えて開催されているランタンオブジェパビリオンを観て、中華街をぶら散歩していました。

中華街の最大のパワースポット関帝廟では、三国志の武将の関聖帝君(関羽)を祀る廟で商売繁盛・開運の御利益があると言われており、例年春節には多くの参拝客で賑わいますが、この日は閑散としていました。

牌楼(門)や廟堂には、煌びやかな極採食の龍の飾りや朱色の提灯が吊るされて壮大な雰囲気が感じられ、中華街のランドマークとなっています。

境内には、珍しい中国風景観の「金亭」や「狛犬」が参拝者を迎えています。

中華街には、東・西・南・北の入口の他、街中の通りに「牌楼」(パイロウ)と呼ばれる門が10基あり、何れも日本の城下町とは異なる豪華な飾りの御門で、そのいくつかを巡っていました。

西門通り入口にある「延平門」では、白の柱や梁に様々な模様が飾られ、柱の中程には勇壮な白虎の彫刻が飾られて街の安全を守っているようです。

姿

西門通りの陳列ウインドウには、中華街のシンボルの獅子舞がユニークな姿を見せています。

祝舞遊行で賑わう「善隣門」前には、幸運を呼ぶ親子の「財神」のランタンが設置されています。

「善隣門」は、メインロードの中華街大通りの入口に設置されて、屋根上には犬のような小さな飾りが飾られ、門の両側には、豪華な扁額も見られます。

中華街大通りには、春節燈花の龍の提灯ランタンが大通りを彩り、フォトスポットとなっています。

通りの店頭には、金色の狛犬が並び思わず神社?と思えば、神社ではなく著名な料理店でした

大通りの店頭にも、菜青(つあいちん)の人気者の獅子舞がにこやかに並んでいます。

山下公園側の東門の「朝陽門」は、青い門として扁額の下に東を守る聖獣である「青龍」が沢山みられ、柱には二匹の龍が飾られています。

朝陽門近くのお店の壁にも、鳳凰や龍の彫刻が飾られており、中国と龍の因果関係は不明ですが、龍は聖なる霊獣となっており、「青龍」「白虎」「朱雀」「玄武」は「四霊」として中華街を守っているようです。

南門シルクロードを経て南側の南門の「朱雀門」では、扁額の下と柱の上下に羽を広げた朱雀が飾られ、厄払いの門となっているようです。

中華街から元町商店街へ通じる堀川に架かる市場通り橋もイルミネーションで春節を祝っています。

元町通りの奥にある「元町厳島神社」は、江ノ島神社と同じ弁天様を祀る神社で金運アップ、厄除け、縁結びの神としてパワースポットと言われ、境内には皇大神宮と金毘羅宮の摂社もあり、心込めてコロナ禍の厄除けを祈願していました。

元町商店街の入口にあるウエルカムゲートのフェニックスアーチも、春節を祝ってイルミネーションされて光り輝いていました。

横浜中華街の冬のイベントである春節のイベントの菜青や祝舞遊行は、今年の中止となるようですが、ランタンや中華街の春節の雰囲気を感じたひとときでした。


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