鎌倉の夏の風物詩である鶴岡八幡宮の『ぼんぼり祭』を観てきました
源氏池の中島にある旗上弁財天社では、白旗が多く掲げられており、勝運のパワースポットとなっています。
弁財天社の周りの源氏池でが夕方でしたが、蓮の花が咲き蓮の葉が池を埋め尽くし夏の光景となっています
平家池にも白い蓮花が咲いていました。
本宮の楼門には多くの提灯が掲げられ、多くの参拝客で大賑わいとなっていました。
本宮の横には、大臣山に通じる門があり、「明治天皇鎌倉御野立所」の石碑が見られますが、山上には我が国陸軍の野外演習をご親閲された処で、門内には入れませんが、「明治天皇閲兵」の石碑が立てられているようです。
楼門前には、以前は石原慎太郎氏や石原伸晃氏のぼんぼりがありましたが、今年は養老猛司さんの昆虫を描いた作品名画が奉納されていました。
楼門前からは、舞殿や三の鳥居、段葛の若宮大路の参道の絶景が望めます。
まだ雪洞に点灯される前でしたが、舞殿周りには、多くの著名人が書かれた素晴らしいぼんぼりが奉納されていました。
点灯前に夕陽が沈み始めると、西の空には白い雲が流れアートフルな夏の終わりの空が描かれていました。
若宮(下宮)の懸魚には、「左三つ巴紋」の装飾が飾られて光り輝いています。
氏子崇敬者と護国の英霊が祀られている祖霊社の参道では、石灯篭に明りが灯されていて聖なる雰囲気となっていました。
舞殿では、陽が沈んだ後、西川翠扇社中による日本舞踊が奉納されて、多くの観客と共に日本舞踊独特の舞いや踊り、振りの艶やかな姿に魅せられていました。
陽が沈んで夜空になると、舞殿周辺や参道には、大小約400基のぼんぼりが輝いて幻想的な光景となり、暑い一日でしたが、湘南に秋の到来を告げる立秋の光景となっていました。
帰路の若宮大路の段葛では、約80基の石灯篭も点灯されて、桜並木と共に幻想的な雰囲気が感じられました。
若宮大路の歩道にも、カラフルなぼんぼりが飾られて、八幡宮の参道とは異なる光景が見られました。
立秋を迎えましたが、猛暑が過ぎて秋の涼しさが戻って欲しいと願いながら、久しぶりの鎌倉散歩を楽しんでいました。
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