今年も「建国記念の日」を迎えて、小雪舞い散る寒い日でしたが、亡父の意志を継いで靖国神社へ参拝してきました。
昨日、安倍首相が建国記念の日を迎えるにあたり、「先人の努力に感謝し、自身と誇りを持てる未来に向けて日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望する」と、メッセージを発表されたが、一国民として大拍手を送りたい。
「建国記念の日」は、以前は紀元節として祝っており、神武天皇の即位された「紀元」もって我が国の国づくりが始まったとされ、皇紀2674年を迎える。
靖国神社の神門に着くと、国旗がひるがえり、建国を祝っていましたが、建国記念の日を祝う政府主催の行事が無いのは、世界各国どこ見ても日本だけではないだろうか?
「建国を祝い、国を愛する心を養う」ためにも、国を挙げて形で表して次世代へその心を繋いでいくべきと寂しい限り・・・
菊の御紋が輝く神門をくぐると、別世界のような気持となりました。
今年も拝殿前には、老若男女の長い行列が出来ており、国を愛する人が多く参拝されていることに、心強くしていました。
拝殿の横には「元宮」が鎮座しますが、国を護るために尊い生命を捧げられた方々の神霊を祀る靖国神社の前身となった、明治維新のさきがけとなって倒れた志士の霊を祀る社を京都から移築されたものだそうです。
その先には、梅林があり、まだ3分咲き位でしたが、紅白の梅が残雪と小雪が舞う中で、気品ある香りを発していました。
聖なる林の散歩道を歩くと、戦友会や各連隊が奉納した献木から出来た森林が続き、中には我が父が所属していた近衛連隊の献木の木斛を発見しました。
森林を一回りして神池に到着。神池は、日本で有数の日本庭園だそうで、回遊式の庭園には中島があり残雪がある散策路を回遊してみましたが、獅子に似た獅子築山や獅子頭のような奇岩など楽しめますね~
池の中には、素晴らしい金や銀色、朱色の錦鯉が数えきれないほど居ましたが、寒さのせいでしょうか?泳ぐこともなく石橋の下に避難しているようでした。
神池の隣には、奉納相撲が行われる相撲場がありますが、その入り口には国技の相撲を取る力強い力士像が出来ていました。
境内の遊就館には、戦地で戦った生々しい跡が残る数々の遺品や資料などが展示されており、外国人の姿も多く見られましたね~
今、映画「永遠の0」で話題となっているゼロ戦(零式艦上戦闘機)も展示されており、記念写真を撮る見学者も多く、国のために戦ったゼロ戦パイロットの想いが伝わってくるようでした。
拝殿に戻ると、正しく礼を尽くして参拝する団体の姿もあり、多くの参拝者が取り巻いていましたね~
参道へ戻ると、歩兵姿で「キオツケ~マエヘススメ~」と掛け声よろしく行進する歩兵隊の姿もあり、参拝客の視線を集めていましたが、行進の形は日体大の集団行進が遥かに美しかったですね~(笑)
神門の内側にある青銅の巨大な灯籠の龍の彫物も現代では見られない稀な秀作でした。
初詣以来の参拝でしたが、外国の揺さぶりに負けずに、この国を愛する気持ちを強めていきたいと思う。
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