暫定税率が遂に期限切れとなって、大騒ぎになっている。局面打開のための首相の修正提案も全く協議のテーブルにもならなかった。一国民として、本当に情けない。この国は、どうなってしまうのだろうか?
修正提案の中身もこれまでの経緯から、かなり思い切ったものでビックリしたもので、報道でも同様の評価のようだ。しかし、これにも野党は、協議の対象にもならないという。
税制法案が参議院に送られて1ヶ月が無駄に過ぎている。衆議院で強行採決したから審議しないのだと言う。これでは全く責任政党とは言えない。あくまで、衆議院での再可決を防ぐための戦略でしかない。あの国対委員長や幹事長は、言い訳ばかりで全くこの非常事態を回避しようという意志が感じられない。
新聞情報では、誰の意見か不明であるが、野党には良識派はいないのだろうか?ガソリンが値下げされて良かったとの短絡した消費者の意見ばかり報道されるが、このつけは、全て国民に降りかかってくるのだ。報道ももっとどのような影響がでてくるのか、示すべきである。このまま経緯すれば、この国の先行きは、間違いなく沈没するのではと、憂いている。