「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「愛唱歌」

2009年12月16日 | つれづれ噺
 

師走半ば。 例年になく、華やかさが陰を潜め静かに淡々と時間が流れていく気がする。
それでもこの時期恒例の、大晦日紅白歌合戦の話題がやたら目に付く。

普段お目にかかったことも聞いたこともない歌手が、虫干しの如く出てきて、派手なパフォーマンスを見せるのがいささか食傷気味。などと言いながらやっぱりテレビを覗き込む…という不思議な番組。

もっともこの一年に1曲や2曲お目当ての歌もある。それがどのような扱いを受けるのか確かめたくて、ついつい他のも見てしまう…という調子かな。
とかなんとか言いながら、一方では、NHKIDを活用、紅白招待の応募だけはしておいた。全国30組60名の当選だから、宝くじよりもっともっと確率は低い。

それでも出さなきゃ始まらない…とばかりに。バッカじゃなかろうか…との声が聞こえる。

誰が名付けたのか、野球力・人間力・政治力・・・何でもかんでも○○力…と力という字をくっつければいいという風潮にある昨今。紅白も「歌の力」ときた。
もっともこの歌の力という言葉は、詩の持つ意味・曲の流れなどが、人々の琴線に触れ、心動かされる効果を発揮したときに、古くから用いられた言葉ではある。

その歌を聴くことによって、なんかしら心動かされ、慰められ、明日への活力が涌く…そのように、人間を揺り動かす力を秘めた歌の力。これまでにも何曲かお世話になってきたなー。
その中でも二人を選びなさい…と言われたら…ウーン…迷いながらも、古くは「鶴田浩二」そしてこの頃では「すぎもとまさと」か…。
「吾亦紅」もうしばらく歌い続けたい愛唱歌の一曲ではある。
コメント (15)
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