「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「やらなぐせ」

2009年12月01日 | つれづれ噺
何かと忙しかった11月が終わった。
と思ったら今度は世の中全体が慌ただしく動き回る師走、12月を迎えることとなった。

「忙しいとは、心を亡くす」ということだから気をつけて行動しなければいけない…とのご忠告を頂いてまだ耳に残っている。

確かに、あれもこれも抱え込んで時間に追われる日々でもあったが、心ここにあらず…というところまでいったのかどうか。どこかに最後のわずかな余裕を残していたのかな。

その忙しさのしわ寄せが、はっきり表れたのが畑仕事である。
タマネギこそ予定通り植えたが、他は草もろくろく取らずほったらかし。時期遅れを感じてようやく畑作り、スナック豆・グリンピースを植える段取りをした。実際にはとうに植え終わっていなければならない時期なのである。

何かの理由をつけて、普段やっていることをサボる、かったるくなってやらなくなる。人間ちょっと楽な目を見るとすぐそちらに走る。これを「やらなぐせ」というのだそうな。

骨折などで長期間ギブスをつけているとその周辺が退化して行く。
頭を使うのをサボっていると思考力が衰える…これらを「廃用性萎縮」と言うらしい。若いときから鍛え上げた身体でも、使わなければ間違いなく廃用性萎縮に見舞われるという。

気持ちや心を豊かに生きるには“ときめき”や“淡い恋心”などは鍛え続けていかなければ、この「やらなぐせ」や「廃用性萎縮」におかされて、コチンコチンになってしまうのだろうか。
ならば、もうしばらく柔らかく生きるためには……がんばらなくっちゃ…ご同輩。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい