年の瀬を迎えた割には随分と暖かい陽差しに恵まれた昨日。
せめて世間の見通しをよくして、明るい新年を迎えようと一大決心。家中の窓という窓を外し、高圧洗浄機で、積もった汚れを洗い落とそうと張り切った。
昨年の暮れ仕事から完全リタイヤした。文字通り自由気ままな身になった今年は、有り余るヒマが出来るはずであった。ところが、月に10日ばかり仕事していた昨年より今年の方が遙かに忙しかった…と自分では思っている。パソコンに向かう時間を取りすぎたかな…と反省。
「何のお手伝いもしてくれない…」というヒンシュクと嘆き節を何度耳にしてきたことかこの一年。
ヨーシッ!今日は普段の罪滅ぼしだ…と心に誓った。
「ホントに使うの?」と言われながら、結構高い買い物した割にはほとんど使っていない高圧洗浄機。これを使って見せるデモンストレーションの意味もあった。
やはり機械にはそれなりの効力があった。落ちる落ちる、汚れが見事に落ちていく。網戸などは一瞬のうちに新品同様。「ホラね…」とかいいながら得意満面。
なんとか日のある内に作業完了。
終わってよーく考えてみると「お宅のはいつもよく手伝ってもらえるからええですねー」と近所の人がおっしゃる通り、実質作業量は、気合いばかりの当人よりはお手伝いさんの方ががはるかに多かったことに気付く。やっぱりいつもの通りだ。ともう一つ反省。
それにしても高圧洗浄機、なかなかの優れもの。
現役時代、部下の意見をろくろく聞かず、高圧的に物言う上司ほど厭なものはなかった。コウアツ…使い方によってはいい味を出している。