「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「都大路を…」

2009年12月20日 | 家族・孫話
憧れの京都。都大路を走り抜ける、全国高校駅伝大会が行われた。
言うまでもなく、長距離ランナーを目指す高校生の最高の晴れ舞台である。

1950年に始まって今年で60回目となる記念大会。
寒風吹きすさぶ都大路に、次々表れる名所の数々を横目に身ながら、ふるさとの代表という宿命も背負って走り抜けた。

1回目と2回目を連続して優勝した、お隣広島県の強豪「世羅高校」が、2位以下を大きく引き離して優勝した。
ちなみに我が山口県西京高校は20位。その前19位が京都洛南。大雪に見舞われている秋田工業高校は31位であった。

かつて、我が家の長男君も中学・高校と陸上長距離選手であった。
高校は、ひょっとしたら山口県代表が狙える位置にある、ということで練習にも熱が入った。

陸上部員は修学旅行も辞退して練習に励んだ。だが、残念。タッチの差で代表権を逃した。
そこで、修学旅行の代わりに、都大路駅伝見学が設定された。代表にはなれなかったものの、全国の強豪が集う高校駅伝の雰囲気を生で味わえたのは、大いなるプラスだったようだ。

あれから10数年。
歯を食いしばって、延々と走る長距離ランナーの練習に耐えた粘り強さは、今は少し影を潜めた。
しかし、人生マラソンのコースはまだまだ道半ば。胸突き八丁の峠も、脚を運ぶのに苦労する下り坂もあるだろう。

出来れば転ばないように、転んでも再起不能までには陥らないよう願う。
そうして果てしないゴールに向かってくれるようコーチしたい。と思いながらコーチの足腰が弱って、なかなか実践指導が出来なくなったのは少し寂しい。

     ( 写真: かつては格好いい、陸上長距離選手だった一人息子 )
コメント (14)
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