「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「花より……」

2010年04月03日 | つれづれ噺
来た来た来たよ~春が来た。雲一つ無い絶好のお花見日和。
ようやく巡ってきた本格的な桜を愛でる陽気。
4月3日。子どもの頃からこの日は間違いなくお花見をする日であった。家族であちこちへ。

成長につれて友達同士。そして心ときめく二人っきりのお花見も何回かあったような…。
年々相手が異なっていた…などという夢のような話しには縁遠うかった…ということにしておこう。
そしてさらに年を重ねて思いもかけぬお花見をしたり、そんな情景を夢みたり……。
やはり春だな~。少しはロマンチックに気分になる。

「酒なくて なんのおのれが さくらかな」と上戸は花見のお酒を楽しむ。
下戸は、ホンの少々で桜色ホッペに「花よりダンゴ」と書いてある。
今や、お花見に欠かせないのが岩国寿司。ダンゴ以上に「花よりお寿司」ときたもんだ。

          
今回は大人数用に5升の寿司桶を使った岩国寿司のご紹介。

下敷きに岩国レンコンの葉っぱ。一段目のすし飯、具材を敷き詰める。そしてまたれんこんの葉…というように5段に重ねる。蓋をして重しを載せて一晩寝かせる。

ところが、朝から仕込んでお昼に食べるとなると、寿司を締めるための重石が要る。
いくらスリムとは言え60㎏は越えているこの身。「ハーイここに載って…」約10分。寿司桶に載っかって、昔話に花を咲かせる。

「今度は枠を抜いて…」これが大仕事。せっかく大事に仕込んだ5段重ね、崩しでもした大変。しかも、寿司飯がびっちりくっついた枠、少々ではビクともしない。
蓋に片足載せて押さえながら、腰を入れて対角線に角を両手でジワジワッと引き揚げる。
周りのおばさん達が息を潜める。
悪戦苦闘5分間。枠が抜けた。拍手をもらう。……とまあ、岩国寿司の出来上がり。

          

満開の桜を愛でるのもいい。しかしやっぱり「花より、お寿司」是非一度ご賞味あれ…。
コメント (9)
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