「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「たからぶね」

2010年04月28日 | 季節の移ろい・出来事
玄関先に横たわる小さな小さな箱庭。
五葉の松・園芸用小さな男竹・八重の白梅・ひいらぎ・おもと。これらを従えるように柘植(つげ)の木がある。

新しい芽を吹き出す時、金色に近い黄色の光沢を帯びていることから、金芽柘植と呼ばれている。
山柘植の一種で枝葉は広げるが、幹の成長は極めて遅い。
今年は何年振りかで、すこぶる元気に金芽を吹き出している。見事な黄金色だ。

数年前に、イタズラ半分で船形に刈り込みをした。
上に伸びるのを抑え、横へ横へと広がらせた。これが意外にかっこよく、今では帆を張った船の形に見えるようになった。
特にこの季節は、吹き出す金芽が宝船を思わせる。(自画自賛)

狭い庭に小さいながら、縁起を担いだ松竹梅。
そして金運を運んでくれる暗示をかけた、宝船が植えてある。
なのに一向に金運に恵まれない我が家ではある。

もっとも、この程度のことで金運が巡ってくるなら、この世の中に貧に苦しむ人はいなくなるだろう。
やはり稼ぐに追いつく貧乏なし…か。汗をかきながら節約に相務めよう。

ゴールデンウイークに向けて、金芽の柘植は萌え出でても、景気は相変わらず確かな手応えをみせない。
株価も投資信託も暗礁に乗り上げたまま身動きとれない。
何とかしてよ、我が家の小さな「たからぶね」。
コメント (14)
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