咲き競う菜の花を求めて、ペットの散歩にあふれる笑顔と歓声
いつもの散歩道。田んぼと田んぼの間にコンクリートのあぜ道、用水路がせせらぎとなる、何でもないど田舎の散歩道。
マンションの10階に住む孫さんにとっては、意外にも新鮮で珍しい光景に写るのだろうか。季節の変化に合わせて色んな顔を見せるのは、案外田舎ゆえの良さがあるのかもしれない。
特にこの時季、黄色が溢れる菜の花の群生、ボーボーと生えているツクシンボ。思い切って田んぼに降りれば蓮華が咲き乱れている。
こんな私でさえ、日の暮れまで遊び呆けた遠い遠い子供の頃に還らせてくれる。だから子どもたちには、ペットの散歩をおっぽり出して菜の花摘みに夢中になっていくのもわかるね~。辛抱強く待ってやるしかない。すこし臆病な妹は、お姉ちゃんの冒険を笑って眺めている。
たまにこうして里帰りする二人を遊ばせるにしても、やはり春は格別な季節ではある。いろんな花が咲きいろんな花の香りが包んでくれる。
もっとも、この季節に載せられて何とはなしに心地よく思うのは、孫たちだけではない。
朝から、春の選抜高校野球の応援歌が流れ、昼間はプロ野球のオープン戦。そして21日お彼岸中日の朝は、プロ中のプロの集まりWBCが待っている。
これほど贅沢な春も珍しい。思いっきり楽しみたい。短い春なのだから。
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