「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「なんとかモノにして」

2021年02月09日 | 地域活動

  

約27年前、この団地が造成された時から、自治会館建設用地としてあてがわれていた土地がある。
その土地の有効活用をしないまま、今まで空き地として雑草の宝庫となっていた。それでも細々最低限のおざなり自治会活動は辛うじて続いてきた。
その間の総会は、近くの介護施設の住民向け広場など、あちらこちら拝借して実施してきた。
役員会などの小さな会合は、全て自治会長の自宅とか整体を営む店舗を借りる、という個人の持ち物を頼りにやって来た。推して知るべし。役員会が自由に開けない状態で、活発な自治会活動など無理な話。

輪番制で回って来た今年度の会長として、遅ればせながら声を上げ「せめて役員会ができる事務所を作ろう」と乗り出した次第。
などと云うとさも大げさだが、実は5年前の会長さんが、「自治会館アンケート」を展開された。自治会館建設は反対多数で否決された過去がある。そんな背景の中で、ミニ集会所を立てるなどの発言はタブーとされてきた。「なくても不自由しない」がその理由。
何にもしない、高齢化が進んでも勝手に年取っていけばいい、他人のことなど構っていられない。などと考えるならそれもよし。

そうは云いつつこの団地にも団塊の世代は多くいて、間もなく年寄りだらけの熟年団地になる。多少なりとも地域福祉に携わっている身としては、よその事ばかり気にして、肝心なお膝元では何にもしないのか。とは誰も云わないが自問自答すれば「なんにもしてないよな~」という答えになる。
そこで、敢えて火中の栗を拾うような愚挙を承知でチャレンジした。結果オーライ、92%の賛成多数で可決承認された。

   

     

やるしかない。自治会館建設用にと積み立てた定期預金はふんだんに郵便局に眠っている。ホンの一部を使わせてもらって、小さな小さな事務所を作った。自慢にも何にもなりはしない「中途半端な代物」と自分でも思いつつ、兎に角形にしたらその良さを分かってくれるだろう。他力本願。結果はこれから出てくると思うが、ちょうど時間となりました。アタシの受け持ち時間は3月末で終わる。

                                         
                                                                      もう少し手を加えたら完成を迎える

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