(^^♪ 母さんが夜なべをして てぶくろ編んでくれた ・・・ ♫
こんな歌をふと口ずさんでみたくなる季節を迎えた。
夜なべ、よなべ、夜業、徹夜作業とまでは行かないが、日が暮れた暗めの中で作業をすることを言うらしい。私のおふくろは手袋こそ編んでくれなかったが、朝早くから日が沈んだ後まで、私たち家族の生活を守るために働いてくれていた。
夜なべという言葉には、何かしらちょっとした切なさと、節約、辛抱といった感情が浮かんでくる。
今日も午後4時をまわったころから畑に下りた。散々日照りが続いてカラカラになった畑は、雑草対策のため黒いビニールシートを掛けたまま。新たに植えるには腰の痛さを我慢しながらかなりの農作業が要る。近いうちに本格的な雨予報が出て来たこともあって、今のうちにタマネギ畑も作らなければ、と言うことになった。
本気になってあれこれやっていたら、釣る瓶落としと言われる秋の夕陽はさっさとお山に隠れた。でも今のうちにやっておくのがベターだと、一旦やり始めたので最後まで、という欲が出た。他でもないが今日午前中にちょっといいことがあって、気持ちがハイになり気が大きくなっていた。
私たちのような半端な農作業には、日が暮れて目先が効きにくくなるまで作業するにはよほどの大義名分があるか、代えがたい喜びが必要なのだ。
そこへ行くと母さんの夜なべは、欲も得もなく、ただただ子供や周囲の人が喜んでくれることが全てであった。
今日のいいこと? 約60人が参加した自治会連合会主催のグラウンドゴルフ大会で、まぐれもまぐれ初めて入賞。それも自分でも信じられない準優勝と言う成績。これを喜ばずにいられよう。まるで子供だね。まいいか、我が同好会の仲間8人全員から祝福される珍事。農作業を夜なべでやり終えるわけですよ(笑)
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