「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「名月や…」

2009年10月03日 | 季節の移ろい・出来事
     名月や 池をめぐりて 夜もすがら

     名月を 取ってくれろと 泣く子かな

     お風呂屋の 窓で眺めた お月様 ぼくの家まで ついてきた

     天上影は変はらねど  栄枯(えいこ)は移る世の姿
                映さんとてか今も尚  ああ荒城の夜半の月
 
浅学非才の悲しさよ…。
10月3日、十五夜。「仲秋の名月」煌々と冴える月を眺めても、この程度の言葉しか頭に浮かばないとは…。ちょっと寂しいやなー。

旧暦の8月15日を十五夜。9月13日を十三夜といって秋の月を楽しむ。これがお月見の始まりとされている。

♪♪ 河岸の柳の行きずりに ふと見合わせた顔と顔
    立ち止まり 懐かしいやら 嬉しいやら 青い月夜の 十三夜 ♪ 

昭和初期のナツメロを思い出した“十三夜” 古い演歌の一節ながら、こちらはちゃんと頭に残っている。自分でも不思議だ。

まあ理屈は抜きにして、一年に何度もない名月。
     “月々に 月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月” 

やはり美しいものはただ美しいとだけ思って眺めることにしよう。
               
               

運動会前夜、懐中電灯をかざしてお月様を必死に探していた娘も、3人の子供の母親になった。 月日の流れは速い……。     
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「中間報告}

2009年10月02日 | おせっかい
中学校同窓会(厳密には同期会)の案内状を発送して1ヶ月過ぎた。
返信〆切は10月10日なのでまだ若干の日数は残っている。
取り敢えず、10月1日現在の中間集計を試みた。

過去数回の中で、残念ながら最悪の出席率となりそうだ。
長年の自民党政権の古い体質が嫌われ、政権交代が実現したように、ひょっとしたら我々同窓会の中でもyattaro-幹事の古い体質を嫌って出席率が落ちたのかも知れない。となれば人心一新、新しい幹事団が生まれるかも知れない。
実を言うとそれも有り難い話だと思えるようになってきた。少しお疲れ気味か…。

案内状発送200通。10月1日現在、出席56(28%)、欠席82(41%)
当初の目標が70人出席(35%)とした。 あの世界のイチローでさえ達成が難しいとされる打率3割5分。同窓会などの出席率は、通常3割5分が平均。うまくいっても4割止まり。それにしても2割8分では見劣りする。

あれこれ考えてのスタートだったはずなのに…。結果が伴わなければ誰かが責任を取るのが世の常だ。それより何より、差出人不明の返信はがきが4枚も返ってくる。名前だけ書いて住所欄には太線で×がしてある。次から案内状も寄越すな…という意思表示なのか。

東京・神奈川あたりからホテル予約で出席する仲間がいる。地元にデンと住んでいて体調も悪くないのに見向きもしない仲間もいる。それぞれ事情があるのだから欠席をなじる気持ちになどなれはしない。
しかし……などと、今ここで何を言っても愚痴になりそうだ。やめよう。

ひとつだけお願いしておこう。80円の封書に50円の返信はがき。130円の投資、それに何人かの手を煩わせて発送される案内状。手許に届いたら、せめて必要事項くらいはまともに書いて投函しましょうね。 少し辛い秋だな……。

       ( 写真: 返信はがきのファイルと中間集計表 )
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「性懲りもなく…」

2009年10月01日 | 宴会・会食
思い起こせば21歳から34年間お世話になった職場。大げさに言えば、我が人生の汗・涙・恋・喜・怒・哀・楽……これらの全てが凝縮されているところ。今の自分という家庭や人格形成の大きな基礎となった道場みたいな場所。そんな職場の2年に1度のOB会に出席。

我々がお年頃を迎えた頃から、女性の職場進出が著しくなった。男性がほとんどの職場へ、8歳年下のうら若き素敵な女性数名が配属された。花の独身、権利を有する我々同世代の男どもは色めき立った。
当時の結婚適齢期を逃しそうだった私など、その筆頭だったのかも知れない。

素敵なお気に入りの女性にアタック。なんとか反応を得てお付き合いが始まった。その後色々あった。何だかよく分からないまま…(ということにしておこう)終わった。間もなく嫁さんが来た。しばらくして彼女の苗字が変わったと聞いた。
そして遙かな年数を経て2年に1度、職場OB会で顔を合わす運命となった。

再会の初顔合わせとなった前回の会場では、司会進行という忙しさもあったが、身体が硬直して彼女の前に進みにくい気後れがあった。ようやく二次会に場所を移す道すがら言葉が交わせるようになった。

それが、今回は随分話をした。30数年の空白は埋めるべくもないが「お互い、今が幸せだからこうして笑って話が出来てよかったね…」という結論で、2年先の参加を約した。説明のしようがないこの余韻、何なのだろう。

性懲りもなくまた青春のかけらを拾い集めようとしたのだろうか。イヤそんなことはない。人生に彩りを添えたそんな時代もあったのさ…と言いたかっただけ…ということにしておこう。
コメント (19)
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