ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

日露戦争時代の芸予要塞跡

2010-04-27 19:36:24 | Weblog
坂の上の雲の時代の日露戦争にそなえて瀬戸内海の要衝来島海峡の小島(おしま)に造られた芸予要塞の跡が残されている。
本当に小さな島なのだが、南部、北部、中部砲台と兵舎、弾薬倉庫、地下倉庫、発電所、司令塔などの設備が整えられていた当時の様子がつぶさに見られる。
当時のお金で30万円と解説にあった。そして当時の人夫日役3.7銭とあった。
そこから考えると今のお金にして60億円くらいだろうか。
すべてレンガ造りで、確りと整ったもので、ロシアを迎え撃つ気迫が現在の跡にも感じられる雰囲気があった。
巡る道は椿の回廊となってひっそりしているけれど、今の日本にはない気概のようなものがレンガや石造りの建造物に留まっているように思われた。

ことの善し悪しは別にして、国を守るのは外国の軍隊ではなく我々自身だという覚悟をしておかなければならない。
今騒いでいる沖縄の基地問題は、アメリカに日本を守ってもらおうとしているところに問題の本質があるので、自分の国は自分で守る、と言うことを皆が決めれば、このような騒動は起きないのではないだろうか。

改正検察審査会法

2010-04-21 23:45:13 | Weblog
改正検察審査会法で明石歩道橋事故の元明石署副署長が強制起訴された。
副署長が“事故の予見可能性を否定していた”として検察が不起訴にしたのだとすれば当然大きな疑問が残る。
一体事故の予見可能性とは何だろう。
事故の可能性を予見して、事故が起こらないように、早め早めの対策を講じて行くのが指揮官の仕事のはずだ。
改正検察審査会法ができていなければこのような強制起訴には至らなかった。
政治家にまつわる色々な事件もこのような結論になって、司法の場で事実を明らかにされることが法治国家のあるべき姿ではないだろうか。
あくまでも罪人を作るのが本意ではなく、裁判を通して、当事者は勿論、広く世間に真実を明らかにして人々の理解を得ることが大切だと思う。

小イカの煮物とむく鯛の煮物

2010-04-20 18:29:09 | Weblog
朝市場で仕入れた“とれとれ”のイカとむく鯛などを軽四の魚屋さんが持ってきた。
おふくろが元気な頃は、「おばあちゃん、今日はこの魚が美味しいよ」と言って、毎日ご機嫌伺いをするように回ってきていた。
年寄りは声をかけてくれることが嬉しくて、必ず魚を買って食べていた。
ところがおふくろが亡くなってからは殆ど来ることもなくなっていたが、最近はちょくちょく顔を出してくれるようになった。
私たちも年寄りの仲間に入ったと認められたに違いない。

お昼と晩に早速煮付けていただいた。
イカもむく鯛も何時食べても美味しい。
昼はイカを晩には新鮮な貰ったほうれん草を添えてむく鯛を食べて、二人分の魚代は1000円だった。
            

小沢一郎さんの父母の“偲ぶ会”

2010-04-19 12:45:24 | Weblog
自分の親の偲ぶ会を周年のあたりでもない年に2000人もの人を集めて開くなんて一般常識では考えられない。
両親を偲ぶ会は親族であたりの年にするものではないだろうか。
出欠がハッキリ特定出来る札を予め渡し、それを出席時に回収チェックする偲ぶ会なんてナンセンスではないだろうか。
まるで知らぬ間に踏み絵を踏まされているような感じがする。
まるで小沢教の信者かどうかを試す集まりのように思われる。

親を偲ぶのは密かにすることだ。

春が来た。旬の煮物!

2010-04-18 20:25:05 | Weblog
寒暖の差が日によって異常なほど大きい。
とても暖かい日の翌日にどすんと低温になって暖房をつける。
ちょっと変な天候が続いているけれど、季節は確実に春である。
つくしはもう三週間も前に沢山採って食べた。
桜の満開も過ぎて、葉桜になった。
先日は友人の山でタケノコ堀をさせて貰った。
そして昨日は千本牡丹の法安寺と言う古刹へいった。

お寺の庭から四国の霊峰石鎚山の形が弘法大師の寝姿になっている、と住職が話していた。

帰りに今は評判の新鮮野菜の“周ちゃん広場”(農協の販売所)でフキとゼンマイと油揚を買った。
夕べの食卓に春の旬の煮物が上った。

普天間移設

2010-04-18 20:23:17 | Weblog
今朝の新聞に“米大統領、首相に疑念”の大見出しがあった。
そして、小見出に珍しくCan you follow through ?の英文があった。
「最後まで実現できるのか」の意味合いらしい。
5月決着を表明しながら、腹案を持っている、と言うけれど移転先をハッキリ表明せず、一体どのようにして米国と交渉をしているのだろうか。
先ず最初に何処へ移転するのかハッキリと表明して、地元の了解を取り付けて、交渉を始めなければ駄目だ。
米国の新聞が“loopy"(頭の変な)と言う言葉を一国の総理大臣に使ったのは失礼だ、と言う人もいるけれど、日本人から見ても同じように思える。
交渉には先ず、何を話し合うのか、双方がハッキリしておかなければならない。
まして国と国の外交交渉ではとても相手国はテーブルにつくことはないだろう。
党内の意思統一をして、国民に発表して、国民の了解を取り付けて、交渉に当たるべきだ。
徳之島に決定する前に、全島挙げての反対の叫びにさらされている。
当然だろう、島民に全然知らされないままで、どうも首相の腹案が徳之島と透けて見えているのだから。
現地にはそこでしか生きられない現実の生活があるのだ。
政権政党は野党時代とは違って、夢の世界ではなくて、現実の世界にいるのだ。
国を背負う自覚を皆に持ってほしい。
選挙に勝たなければならないが、国会議員は国の進むべき道を議論し、その道筋を示す任務がある。
民主党の1年生議員も小沢幹事長と同じ義務を国民に対して持っている義務と役目は同じだ。
小沢議員が投票して選んだ訳ではないのだ。
国民が投票して選んだのだ。
国民の代表だと言うことをを自覚してほしい。

高速道路無料化

2010-04-08 13:18:06 | Weblog
高速道路の無料化は何をもたらすのか。
まだ実際には無料化されている訳ではないけれど、この写真のようにフェリーの利用が減ってしまったところでは経営が成り立たなくなって、フェリーの発着がなくなってしまった。
(この写真の上部には”しまなみ海道”の三連吊り橋が写っています。)
一体政治家はこの地方や交通機関の現状をどのように把握し、考えているのだろうか。
自分たちの描いた理想図に合うように、現状をよく調べずもしないで、数のハサミで思うような形に裁断してしまっていいものだろうか。
改革は目を瞑って、邪魔になるものは一刀両断に切り開いて行かなければ前に進めないのは分かるけれど、進む前に徹底的に調査し、議論をし尽くして、方針を国民に明らかにしてはじめて欲しい。
「急いてはことを為損じる」と思う。
政府が右往左往しては国民はどうすればいいのか分からなくなってしまう。
国民の将来と足下を照らす松明を確りと掲げてほしい。

厚生年金加入記録が届く

2010-04-06 20:02:33 | Weblog
昨日日本年金機構という所から「厚生年金加入記録のお知らせ」が届いた。
家内の分が届いた時はそのまま壁のところへ吊り下げたままにしていたのだが、私のが届くと家内が早速封を開いて書類を取り出して調べ始めた。
届いた書類には間違いは見つからなかったが、47年前の年金手帳を家内が取り出してきてみると、私の分に2ヶ月と家内の方に1ヶ月の記載漏れがあった。
その部分は市役所の担当部分で集金員が2ヶ月ごとに集金にきていた。
果たしてこの未記帳部分はどこへ行ってしまったのでしょうか。
これは市役所の調査を待たないといけないので、半年ほど掛かるといわれた。
市役所がデータ入力をしているからとのことらしい。それにしても時間が掛かりすぎる。
厚生年金が主な私には影響はないけれど、もし国民年金に頼っている人であれば、半年の時間は長過ぎる。
私どもの件は年金手帳があるのだから、言い逃れはできないはずだ。
何を調べることがあるのだろうか。
処置の仕方を考える時間が欲しいのだろう。
少しのお金でも、集金したものがどこかへいってしまったか分からなくなっているのは問題だ。
それにしても年寄りの人が沢山きていた。
前日の相談件数は120件余だったと、私どもの担当の方が話していた。

医療保険・高額医療

2010-04-05 14:28:49 | Weblog
今朝テレビで高齢者医療費ゼロの過疎の村の話題が取り上げられていた。
その現場で長く医療活動をしてきた医師が、医療保険を使わない自己負担100%の治療をしている様子を取材していた。
外科医であるにもかかわらず、独学で学んだ針を使って推間板ヘルニアなどの治療をレセプト医療に疑問を持ったのか、保険を使わない、自己負担の診療で行っていた。それにもかかわらず沢山の人が治療を受けにやってきていた。
病院で治療を受けたことのある人は、患者を無視した治療や検査、そして効かない薬の処方箋など患者抜きの医療が行われているのをよく知っているからだろう。
患者の話をよく聞き、何処が悪く、どのように治療を施すかを考え、病気の状態にあった処置を施すので不思議なように治るらしい。
患者さんは、「遠くても、自己負担でも、直してくれればきますよ」と話していた。
治療費は一回3000円だと言っていた。
診療は医師と看護婦の二人だった。
その医師が言っていたことで気になったことは、今のレセプト医療では、薬や治療が効いているのか、治ってきているのかの記入項目もなく、ただこの治療をして、この薬を出している、とレセプトに記入して請求すれば、水が流れるように国からお金が支払われる仕組みになっている、ということだった。
この話を聞いて、周りを見渡してみると、本当におかしなことが一杯あった。
効いているのかどうかも分からないような薬を、年寄りに飲みきれないほど処方して、薬漬けにしてしまっていることがある。
私の父親が、病院で診療を受けた翌朝人事不省になって、救急車で病院へ運ばれたことがあった。
その原因は低血糖だった。血糖値を下げる薬を飲んでいたのは知っていたけれど、病院で治療を受けた翌朝に低血糖症状を起こすなど、想像出来なかった。医者は一体何を診療して、薬を処方したのか、不思議というよりは何もせずに、適当に処置しているとしか思えなかった。
それともう一つ、動脈乖離の治療費が高額医療のトップ(月額約三千万円)だった資料をみて、同じ病気になった知り合いの人の治療の様子を思い出して、その病気に対する病院の対応の仕方に、大いに合点がいった。この病気はもしかして、病院経営に貢献しているのかも、と。いかし私の知り合いは、そのお陰で健康を回復したのだから、大いに感謝をしている。
医療費が青天井とは知らなかった。花粉症の治療に行って、診療費と薬代に4000円ほど払って、3割負担だから全部のお金は13300円になって、9300円が国の負担になるから、国も大変だ、と思っているものにしては理解を超えている。


タケノコ掘り

2010-04-04 20:22:47 | Weblog
テレビで観るタケノコ掘りはいとも簡単に掘り出せている。
しかし手入れをしていない竹林では土はかたくて一筋縄ではいかない。
まして農作業の経験もない七十才を迎える老人には重労働だ。
周りの竹の根を少しずつ掘りのけながら深く鍬を打ち込み三十センチぐらい
タケノコが姿を見せると、その底へ鍬の刃を打ち込んで鍬の刃と柄の接点を
テコの支点にして柄の先に力を入れて、ぐいと押すとタケノコが土から完全に
姿を現した。
二本掘り出しただけなのに汗びっしょりになった。
ぬかでゆでて灰汁抜きをした新鮮なタケノコを薄切りにして鉄板に並べて焼き
醤油をかけカツヲを振りかけて食べた。
柔らかくてとても美味しかった。