ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

初めて書籍を作った男 アルド・マヌーツィオの生涯

2022-08-30 14:04:00 | Weblog
図書館の新書コーナーで、図書館にとても相応わしい書名の“初めて書籍を作った男 アルド・マヌーツィオの生涯”を見つけ借り出して読んだ。
グーテンベルクが活字印刷を発明して60年後アルド没年の1515年の書店に列ぶ書籍は彼が考え出した書式で作られた本で21世紀の書籍と変わらなかった。アルドは人文学者だったのですがギリシャ語文法書、ギリシャ哲学者の本の出版を沢山している。本を作るには、まず最初に良い写本を所有者から借りて、そのまま印刷するのではなく、よく写本を吟味校正する事が重要だった。アルドはその才能に長けていた。更に読み易く美しい書体の作成を銅板の有名な作家に依頼して、素晴らしいイタリック書体の活字を作り印刷した。縦15センチの単行本を売出すと高貴な人達が持ち歩き息抜きに読んだらしい。アルドの功績はコンピューター時代の幕開け期のページレイアウトソフトの起動画面にマヌーツィオのポリフルスが表示された。ルネサンス期だったので有名な作家の作品を出版していた。エラスムスの出版もしていた。高校時代に買った岩波文庫の痴愚神礼讃があったのを思い出したが処分していた。兎に角人物の名前がごちゃ混ぜになった。でも興味を煽る本だった。

82才の食事

2022-08-26 14:30:00 | Weblog
朝 私は奥さん手作りのパンをトーストしてコーヒーを淹れて納豆、ヨーグルトをテーブル出す。そして奥さんはブルーベリー、バナナ、牛乳のジュースを作ってくれる。昼食、夕食は奥さんのお料理だ。しばしば「何が食べたい」と訊ねられるけれど何時も返事に窮してしまう。食べる事は大好きだけれど、これが食べたいとは余り思わない。出てくる料理は何であれ美味い!今も台所から野菜を刻む音がしている。いただき物のキュウリ、パプリカの変身が気になっている。恐らくキュウリは煮て酢漬けにしてくれるのだろう、とても旨いのだ!












ムーンショット ファイザーCEOのワクチン開発の本を読んだ

2022-08-05 17:21:00 | Weblog
ワクチン接種を4回終了した。今回はモデルナになったので熱が出ないかチョッピリ心配だ。腕に違和感あり。でも多分OKだろう。
丁度今日ファイザーCEO アルバート・ブーラ著のMoonshotムーンショット、ファイザー 不可能を可能にする9か月間の闘いの内幕を読んだ。
何年もかかる開発期間を9ヶ月で達成してワクチンを世界中に届けている。それもコロナ禍の中でリモートワークでこの偉業を成し遂げたリーダーシップ、世界中の首相や大統領との交渉、社内の部門間の逸疎通の素晴らしさ、ファイザーのパーパスは「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生み出す」と言う強い意志だ。製薬会社を信用していなかったがファイザーは風通しの良い素晴らしい会社だと思っている。

1月に“mRNAワクチンの衝撃、The Vaccine “と言うビオンテックのエズレム・チュレジ、ウール・シャヒン夫妻のワクチン開発の本を読んだ。
その中で世界企業ファイザーと取り組む事になったと書かれていた。