夏のミカン 2014-07-31 20:00:19 | Weblog 今年も夏のミカンが届いた。 40年も前に父の会社に勤めていた事務員さんからの贈り物だ。 母の命日に合わせて送られてくる。 仏壇にお供えすると直ぐにいただく。 夏の暑い日に食べる味は旬を超えた美味しさがある。 皮をむき始めるとミカンだぞ!と叫んでいるような香りが鼻に飛び込んでくる。 驚きはまだある、その値段だ、とても自分で買っては食べられない。 スーパーで同じ物を見て、お~高価だ、とびっくりした。 ありがたいことだ。
土用の丑の日 2014-07-30 11:02:10 | Weblog テレビをつけるとうなぎ屋さんの店頭に行列が出来ていた。 例年のことだからあまりびっくりはしないけれど、 日本人のウナギ好きには驚かされる。 世界中のウナギの6~7割を食べているらしい。 丁度29日の土用の丑の日に筒井功さんのウナギと日本人という本を読み終えた。 ウナギは万葉集にも次の歌があるそうだ。 「石麻にわれ物申す夏痩に 良しといふ物ぞ鰻取り食(め)せ」 面白い読み物だった。 枯渇しだした鰻の稚魚も完全養殖の本格化が始動し出したニュースをみた。 商社と大学のコラボらしい。 いいことだと思うけれど古里回帰のDNAはどのようになるのだろうか? 私の一番の鰻の思い出は、 疎開先の家の前の小川で顔を洗っていた姉が 大声で「お母さ~ん鰻がいる 早く早く」と叫んだので一斉に飛び出して 何とかつかみあげて、晩のお膳に出たことだ。 美味しかったと思うのだが食べたときの味は思い出さない。 母も姉も逝ってしまった遠い遠い70年前のことだ。 鰻の季節には必ず思い出す。
鳶職人 多湖弘明の本を読んで 2014-07-23 09:55:13 | Weblog 鳶職の威勢のいい事は江戸の昔から伝わっている。 纏を振る様子は粋だ。 21世紀も鳶の人がいないと高層ビルも建たない。 この本の著者もあの東北の震災を地上400mで揺れを体験したそうだ。 建築の最前線には何時も鳶の人がいる。 自分は鳶職ではなかったが高所の仕事の指揮監督の経験がある。 40年前地元で一番高い45mのホテルの屋上へ大きな看板を設置した。 この本にあるようなクレーンはなく人力とチルホールという器具を使っての作業だった。 又大きな丸太が撓る1トンもあるものをウインチを使って吊り上げたこともあった。 今は安全第一で大型クレーンを使って作業をしているけれど、 最終段階は人の能力と技術に係っている。 古代の壮大なスケールの建造物を見るとスカイツリーも霞んでしまう。
今夜はラタトウユと釜揚げシラスに大葉みそ 2014-07-22 13:50:51 | Weblog 二階にいると油で炒める匂いがあがってきた。 今夜の夕食は何だろうと思いながら降りてみると 皿に盛られた野菜が一杯 尋ねると 和風ラタトウユと返事が返ってきた 料理の名前は聞いた事のある響きだけれど 初食である 我が家では珍しくパプリカが入った酢味の野菜料理だ (ピーマンは殆ど毎日食べている) 釜揚げシラスは大葉みそと一緒に 炊きたてご飯で食べると最高!
静かな浜にも夏が来た 2014-07-21 10:04:27 | Weblog 6月の静かな海辺 7月20日の賑やかな海辺 普段は砂浜には人はいない。 時折運動で渚を歩く人を見かけるぐらいだ。 静かな浜も夏になると様相を一変する。 テントが一杯張られて じゅーじゅーと焼き肉パーティーの町になる。
シラスを買いに行く 2014-07-20 15:11:12 | Weblog 孫が身長の話をしていたので 釜揚げのシラスを買いに行った。 最近は評判になると東京のデパートなどから 注文が入り、そちらへ出荷するものだから 地元でも中々手に入り難くなっている。 電話予約してやっと買えた。 以前は通りがかりに立ち寄っても あればいくらでも買えたけれど 今は、少し分けてもらうのでも中々になってしまった。
“時間という贈り物”を読む 2014-07-15 22:49:31 | Weblog 飛幡祐規さんの“時間という贈り物”という子育ての本を読んだ。 子育てはその国々で色々あるかと思うのだが 学校で教える内容には大きな隔たりがあるのではないかと思った。 例えば自国の作家の作品を試験勉強的なものではなく、より深く読んだり 詩を学んだり哲学を通じて考える事学んだりしている。 子供時代にいい作品に接して学ぶのは一生の宝になる。 日本ではいい大学へ入る事が勉強だと勘違いしているのではないだろうか。 それと大学入学資格試験バカロレアに通れば自分の希望大学へ進めるのはいい。
オコゼの唐揚げ 2014-07-14 20:37:22 | Weblog オコゼは顔や姿を見るとグロテスク でも食べると本当に美味 今日は唐揚げにしてくれた 骨までカリカリと丸ごと食べてしまった 美味しかった 高校時代に胃に潰瘍が出来て 白身の魚がいいからと オコゼのお造りを毎日食べさせられた記憶がある 何と言っても新鮮な魚が獲れる町はいい 今日のオコゼも2匹で550円だった 都会で食べると幾らだろう
お米も中々みたい 2014-07-13 18:22:02 | Weblog 稲作を外から眺めていると機械化で田植え、刈り取りと 車の運転をするようなものでは、と思っていた。 田圃道を自転車で走っていると 畦道から田圃の中へ虫取り網を入れてすくっている 気になって声をかけると タニシを採っている、と教えてくれた。 タニシは食べるの、と尋ねると 外国種で稲を傷めるので駆除をしていると言われた。 普通は田植えをして直ぐに薬を撒くのだが、それを忘れていたので掬いとって 少しでも被害を少なくするらしい。 薬は90日経てば食べてもよくなるのだが、と言っていた。 安全を考えた取り組みに敬服です。
韓国のコンテナ船 2014-07-11 11:48:28 | Weblog この港には週に3~4隻の韓国のコンテナ船が入港する。 港湾のコンテナヤードにはたくさんのコンテナが積み上げられている。 港で荷役作業を見る度に思うのは、 こんなに密接に繋がったとなりの国の人が 日本の事を悪く言う事だ。 昔の事をいつまでも言っていたらきりがない。 お前は大嫌いだが貿易は・・なんて理解できない。