無人駅の富田から三津浜までの各駅停車で1時間半 、特急だと30分、でも三津浜は通過駅。
何十年振りの各駅停車を楽しみながら松山市三津浜の西中等教育学校へ土曜市民講座を受けに行く。
初めての三津浜駅下車、さて学校は何処?広い道を真っ直ぐにと聞いていたので、広い道を歩きはじめたけど、この道で間違いないの?と不安がよぎる。出会ったご婦人に、尋ねると、反対ですよ!と言われ、、、するとご婦人は、わたしそちらへ帰りますからご案内します、と優しいお言葉でした。
自宅を通り越して三津浜焼きの店まで教えてもらって、ボケかけ老人は腹ごしらえして会場へ。
今年で3年目になる、東大の日本史の受験問題を解きながら歴史を学ぶ講座です。
60年前に大学受験をしたロートルには受験は関係ないのですが、野澤先生のお話に魅せられて参加している。野澤先生はホームページを開設し本も出されていて受験関係の間では有名らしく時には東京や兵庫県、福岡などからも参加されている先生?などもおられるようです。
講座の内容は東大の日本史の入試問題の設問を記述式で180文字にまとめる答えにたどり着く過程を順序を追って絞り込んで行く仕方を巧みな話で楽しませながら教えてくれものです。
2年間は隣町の今治東中等教育学校で参加人員は30名程でしたが今回から先生の転勤で松山西中等教育学校に変わって、参加者は一挙に100余になっていた。驚きでした!流石県都松山です!
老人もたまには人中へ出かけて社会の空気を吸わないとボケてしまう!
ボケると言えば帰りの電車で、目的の富田駅の1つ手前の今治止まりに乗っているのに気付かず、バックしているのかと思っていると列車は上りから下りになっていた。仕方なく次の波止浜駅で下車して次の電車で漸く富田駅へ帰着。迎えの友人の奥さんに大笑いされた。それでも楽しい一日だった。