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最近300年ぐらい前から現代に至る過程のことを書いた本をよく読むことがある。
今はニーアル・ファーガソンの“文明”西洋が覇権をとれた6つの真因を読んでいる。
いつも思うのだが、外国の人が書いたものは、歴史的背景の違いが、
教養のバックボーンの幅とか奥行きに影響するのか、
読んでいて途中で投げ出すことが少ない。
この本も、うなずきながら読んでいる。
スピードはエンストを起こさない程度で中々進まない。
七十を過ぎると自分も歴史の中へ埋もれつつあるのを実感する。
時代を大きく転換させた事件などが、
自分とそれほど大きく隔たっていない時間軸の中で起こっていたのを知って、
なにか不思議な思いに浸ることがある。
明治の年号で言えば自分の生まれた年が明治73年になる。