ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

方丈記を読む

2012-09-27 14:03:39 | Weblog




鴨長明の方丈記は50年あまり前の高校時代の国乙の時間に習った。
書き出しの文章は何故か記憶に残っていて口ずさむことができる。
当時は何気なく音読して解ったような気になって、時間の流れや人生のありようを深く考えることもなかった。
しかし人生の晩年期に入った今はしみじみと長明の言葉をかみしめている。
上記の写真の文章の中に”長くとも四十に足らぬほどにて死なんこそ、めやすかるべけれ”とあるくだりを読んで、中学生の時に人生四十年あれば十分だと考えていた自分を思い出した。
人生はもう少しすればその二倍を過ごすことになろうとしている。



久しぶりのコーヒー

2012-09-26 11:20:38 | Weblog


毎日4~5杯は飲んでいたコーヒーを1週間程断っていた。
肩の凝りが溜まってしまったのか頭が痛くて飲めなかった。
今朝一週間振りにコーヒーをいれた。
目覚めのコーヒーは美味しい。
健康の味は又格別だ。

蝉の死

2012-09-19 09:22:53 | Weblog


先日トンボが庭で仰向けになっていたかと思ったのに、今度は蝉が網戸に確りとつかまってとまった姿勢で全く動かなくなっていた。
朝戸を開けようとして障子を開けると外の網戸に蝉がとまっていた。ガラス戸を開ければ飛び去ると思った、しかしガラッと音を立てて勢いよく引っ張ってもじっとして動かなかった。不思議に思ってデッキへ出ってよく観察しても全く動く気配はなかった。
二日経った今朝もずっとそのままの姿勢で網戸にとまっている。
網戸のネットをつかんだ瞬間に命が切れてしまったのだろうか。
短い蝉の一生と長いと思っている自分の一生との違いは一体なんだろう。
年をとると何かとりとめもない、考えても解らないこととを、ツイツイ考えてしまう。

とんぼの死

2012-09-17 14:31:34 | Weblog


庭の掃除をしてゴミをちり取りへ掃き込んで、もう一度ゴミは残っていないか確かめているとトンボが仰向きになってレンガたたみの上にいた。
今までそこには何もなかった。
トンボは飛んでいて飛べなくなってそのまま死をむかえたに違いない。
人間と違って自然界の生き物の死に様は潔い。

夏過ぎぬ

2012-09-10 13:32:56 | Weblog


土曜日には沢山の人がバーベキューをして、ボーイスカウトの少年達がテントを10張りも砂浜に構えてキャンプをしていた海辺も週明けの月曜の朝は人影も殆ど無くなって、閑散としてしまった。
夏が過ぎ、秋が来たのかな~。
松陰に入ると海風が肌を優しく吹き抜けて一層秋を感じる。

たにしを発見

2012-09-09 17:32:06 | Weblog


毎日田圃の中の道を通っているのに気付かなかった。
いつもは自転車で勢いよく走っていたからだろう。
今日は久しぶりにてくてく歩きだった。
気付いて近づいてみると小さいのから大きなものまで色々いた。
それにしても間もなく刈り取りが始まるはずだが、取り入れが終わると田圃は耕されて、水もなくなってしまう。
一体どのようにして生き延びるのだろう。
土の中へ潜り込んで翌年の田植えまでじっとしているのだろうか。
自然て不思議だ。

ゲーテを読む

2012-09-07 18:27:44 | Weblog

青春時代に読んだり、読みかけたままになっていた本を図書館で借りだして読むようになった。
最近ゲーテの”ファウスト”と”若きウエルテルの悩み”を新潮社の世界文学全集で読んだ。
訳は高橋義孝さんだ。
外国語を日本語に訳されるには大変な難しさがあると思うのだが、”凄い、巧い”と頷きながら読ませてもらった。
この二つの作品は題名は皆よく知っていながら、読んだことがないのではないだろうか。
出版社の売らんかなの作品もいいけれど、時間を経た作家の作品を、若い人に暇を見つけて読んでもらいたい。
忙しい、喧噪の中で仕事をしている人の安らぎの時間になることは請け合える。
今”ダンテの新曲”と”ZERO DAY"を同時に並行して読んでいる。
本当に不思議けれどどちらも面白い。




ぶどうの実がならない

2012-09-06 09:29:35 | Weblog


昨年は沢山のブドウの収穫があった。
ところが今年はブドウの木は去年以上に大きく育ったが、実は一つも結ばなかった。
何もしなくても年をおうごとに沢山のブドウにありつけると考えていたのはおお間違いだった。
去年の収穫の後枝を知識もないままに切ったせいかもしれない。
それにしてもブドウの木も不思議に満ちている。
苗木を買って、植えて一年は全然芽も出なくて枯れてしまったのかと思っていると翌年芽を出し
大きく育って実を付けた。
それなのに今年は、去年の幹(茎?)からは全く芽は出なくて、木の根元の方から出て来た幹が
大きく育って10メートルものびた。それでも収穫はゼロ!!
今年は刈り込みもせず、成り行き任せにしておけば、来年は一杯実がなるのかな??

周りには自然の営みの不思議が溢れている。

5000km達成

2012-09-04 22:52:53 | Weblog




お天気の日には9キロのサイクリングをする。
少しずつの積み重ねでも続けていると5000キロも走っていた。
腰の筋肉はあまり付かないが足の筋肉は少し付いてきた。
気にしていた血糖値も標準になった。
海に500メートルものびた突堤を走ると、風は涼しく気持ちがいい。
突堤の手前は白砂とソテツの美しい海水浴場とそれに続く護岸と並行して松林があって
今は沢山テントが張られ、家族連れのバーベキューパーティーが開かれていて、そばを
通ると香ばしい臭いと喧噪で、何か場違いなような気がしてくる。
もう少しすれば閑散として、時間を持て余した年寄の憩いの場に変わる。