ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

ふぐ刺しで年に一度の贅沢

2007-12-26 10:55:44 | Weblog

月に一度定期的に開いている十人程の高校の同級生仲間の会の忘年会が豪勢なふぐ料理の名店であった。(と云っても大阪や東京の話ではない。私の街の名店です。)いつもは五千円の会費だが今回は一万五千円の超高額である。だが忘年会は期待の例会なので久し振りに全員出席だった。来年は高校を卒業して五十年の記念の年になる。この会が始まってからでも三十年も四十年も経ってしまった。長い年月の間にはこの会を去ってしまった人もいるけれど何時も消息を気にかけてきた。
幸いにも仲間は手術や入院を重ねつつも皆健在で今年もフグをつつき、ひれ酒を酌み交わして愉快に過ごせた。感謝の一年だった。また来年も恙無く過ごしたいものだ。集まって話し始めるとそこは社会のしがらみなど一切無い十八歳の世界に戻ってしまう。至福の一時になる。まだリタイアしたようでいて完全にはリタイア出来てしまっていないような状態だけれど、多分来年は殆どが完全に仕事から離れてしまうのではないだろうか。寂しいような嬉しいような年になりそう。
今回の会費は会の予備費で賄われるから超高額でもいいのだけれど、ちょっぴり奥さまに悪いかな、と思ったり・・・年かなあ・・・

世界最長の三連吊り橋

2007-12-22 20:36:59 | Weblog
       
              しまなみ海道の今治市に架かる来島海峡大橋だ。
              アンカレジの直ぐ上にある展望台へのぼって宣伝に
              よく使われているアングルから何時も歩く橋の写真
              を撮った。
              その日は天候に恵まれてうまくいった。



正義とは何だろう

2007-12-17 23:56:33 | Weblog
先ほどネットの記事を読んでいると大阪府知事選出馬を決めた坂下弁護士を光市の事件に対する言動が刑事裁判の品位を傷つけたとして懲戒処分を大阪弁護士会に請求した、とあった。
裁判に疎い庶民があの裁判の経過を見ていて感じたことは坂下弁護士の意見の方がマトモナ見解だと思った。
死刑廃止論は特定の裁判を利用してやるべきではない。
法廷の外で議論を戦わせ、世論を結集して法改正を行うべきだ。
刑事裁判はあくまでも事件の全容を解明し現行法で善悪の決着をつける場だ。
何が刑事裁判の品位を傷つけたのかわからない。
この告発は知事選出馬表明に合わせた感は否めない。
これは品位のない行為ではないのか。
坂下弁護士のテレビ発言の直後にするのが賢明な方々の行動ではなかったのだろうか。
時期を失したと思ったのならば選挙後に延ばすべきだったと思う。

あの光市の事件での正義とは事実を事実として認めることではないのだろうか。
冤罪事件になるような不明な部分は何もない。

ただ犯人の見えない心の中をどのように判断するか、という難しい判断がある。

死刑判決かどうかは別にして極めて重い刑に処されることは間違いないだろう。

事件の報道の度に映し出される母と子の映像を観ると身につまされる。
ご主人の無念さを思うと本当にやりきれない。
心の中では大声を出して抜刀して走り出しているのではないだろうか・・・

報恩講

2007-12-16 22:10:35 | Weblog
十二月は報恩講でお寺さんが来てご先祖さんにお経をあげてくれる。
近くにいる兄弟に声をかけて一緒にお経を傾聴した。
何時もながら腹から響く素晴らしい読経に聞き惚れてしまった。
時折息継ぎのときに肩が少し上下するだけでぴんとのばした背筋は微動もせず、頭も全く動かなかった。
読経が終わって向きなおった顔は笑みがあふれていて柔和そのものだった。

どちらかといえば無信心なのだが、我が家のお寺さんのお経はいつも本当にありがたい気がする。お経の意味を理解しているわけではないのだが・・・不思議だ。


自動洗濯機初体験

2007-12-02 21:59:31 | Weblog
洗濯をしたのは大学へ入って下宿をした時が本当の初体験だった。
五十年前は洗濯機はまだ普及していなくて水道の所へしゃがみ込んで洗濯板を斜めにして、板に刻まれたぎざぎざの溝に、洗濯物を確り手につかみこんで擦りつけるようにしながら洗ったものだ。
懐かしい想い出だ。

ところが今度は家内が一週間の旅行に出たので七十近くになって洗濯機初体験をした。
出かける前に、洗剤の入れ方や操作の仕方をを教えられた。
だが何のことはない、洗剤を入れることだけが私の仕事で、後はスタートボタンを押すと家内がセットした指令の通りに動き出して、勝手に洗濯機が仕事をしてしまった。
それでも気になって、洗濯機ののぞき窓に目をくっ付けて中の様子を五分余りも見ていた。
一気に水が入って洗い始めるものと思っていたが、何か考えているかのように中々勢いのいい音に変わらなかった。
飽きもせずに五分程見ていると水もひたひたと入って力強く回り始めたので安心した。

その内音が聞こえなくなった。
37分の設定時間が完了したのだ。

これで私も立派な”洗濯ジジイ”だ。