ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

風吹月不動

2018-03-28 18:51:25 | Weblog
長崎の平和祈念像の作家北村西望卆寿の書である。
30年も前に手に入れたものであるが、勢い良く躍動する文字を
何と読むのか分からず読んでくれる人はいないか、と思っていた。
これは“風吹けど月動かず“と書かれている、と老人が教えてくれた。
当時は、ただ読み方がわかって一件落着だった。
ところが喜寿に成って床の間に掛けて眺めていると北村西望さんの
卆寿の孤高の心境のそのもので、われは突き抜けた天空にあって
下界の喧騒などとは無縁だ、との思いを揮毫したのだ、と感じている。



恩師からの野菜!

2018-03-24 10:37:34 | Weblog
60年も前の高校時代の恩師も健在な先生はお一人になってしまった。
高2の時の担任で不得意科目の化学を教えてもらった先生である。
もう50年あまり続いている月一の同期の仲間の集まりに
時折出て貰って楽しい時間を過ごしている。
先生は米寿を迎えて我々よりも十才も年上なのだが奧さんの介護を
しながら野菜を育てていて食べ切れないとお裾分けをしてくれます。
化学の先生だから無農薬栽培に拘って安心安全で、本当うに新鮮な野菜です。
何時も本当に美味しくいただいている。感謝!

讃岐の釜げうどん

2018-03-21 22:36:48 | Weblog

今日は春彼岸、香川からお墓参りに来た兄から有名な讃岐うどんを頂いた。
夕飯は釜あげうどんに決まった。具はいりこ、ふきの葉、芹の天ぷらだった。
ふきも芹も薬味のネギもわが家の庭からで生姜といりこはあり合わせ。
曰く「何もなくてもご馳走になった!美味しかったね!」名コックの言う通りでした。

「アウシュビッツの歯科医」を読む

2018-03-19 16:13:34 | Weblog
ベンジャミン・ジェイコブス著“アウシュビッツの歯科医”を新刊書コーナで見つけて早速借り出した。
アウシュビッツ関連の本はたくさん読んでいるけれど現実にホロコースを生き抜いて生還した人が書いたものは読んだことがなかった。ポーランドで500年も続いていたユダヤ人の村から父母兄妹の家族全員がユダヤ人だと言うことで収容所へ送られ、母と妹は焼却され煙になってしまい、父も苦難の挙句に殺され、兄と二人だけが生き残っただけだった。何百万人の人を人種浄化で殺戮する狂気の思想、それを実行する異常な心理の人々。昨日までの隣人が思想に染まると鬼畜に変わってしまう異常さ!人間は恐ろしい生き物だと思った。
死体を山のように積み上げて1日に5000人が焼却されるような異常な中を歯科治療の技術と生き抜くこととへの執念と運で生還できた人が書いた本だったので、読みながら辛い現場にいるような感覚なった。
老人には350ページは長すぎたけれど夢中になって読んでいた。
現在も世界各地でナチズムと同じような殺戮が繰り返されている。平和は永久に到来しないような気がしてならない。


iCloudは凄かった!

2018-03-13 23:00:44 | Weblog
昨日iPad airが開かなくなった。

直しても中のデータは消えてしまうかもわかりません、と言われた。
買って2年経ったところだったので思い切って新しくiPad proを買った。
新しくなっても無くなったデータへの未練が拭えず悶々としながらiPad Proの立ち上げを試みたのだが上手くいかず販売店に行って相談すると昨日の担当者が、探しあぐねていた確認コードを見付けて対処すると瞬く間にオーケーになり、更に新旧のiPadのパスワードの結合が出来て旧いiPad AirのデータがiCloudら降りてきてiPad Proで動き出した。iCloudの凄さに驚きと感謝です。今夜はユックリ眠れそう。