ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

民主党代表選の不思議

2011-08-27 10:49:16 | Weblog
政権党代表は即国の代表たる総理大臣になる事なのに、国民不在の権力闘争になっているのではないのか。
党員資格を停止されている人にその大切な代表選出のキーを握られているなんて理解出来ない。
誰もその点に言及しないのも可笑しい。
党員資格停止なんて全くの茶番だ。
何よりも一番不思議なのは、国を動かす国会議員が”一人の人の号令一過”同じ方向をむくとはまるで木偶の坊の集団だ。
今一番大切なのは派閥を超えた自由な個人個人の判断による投票で代表を決め事だ。
派閥の数で決める選挙では現政権と何ら変わらないだろう。
本当に国を思うのならば、ここ一番小沢一郎と言う人が、「派閥を超えて自由に投票しよう」と言えば民主党も日本の政治も大きく流れを変えるだろう。
小沢一郎という人も本当の意味で国民から評価される大政治家になるのではないだろうか。
しかし駄目みたいだ。残念!

子供達の未来に夢を与える、理想を掲げた強いリーダーを国民は待望している。

政治家の仕事は言葉を掲げ実行あるのみだ。
政治家は自覚せよ。

終戦の日の新聞に

2011-08-15 16:59:57 | Weblog

終戦の日の読売新聞の編集手帳の記事に、“一升瓶の玄米をザクザクと搗く”と書かれていた。
去年の暮れに70才になった私は終戦の混乱時の疎開先で母に言われて黙々と搗いていたのを思い出した。
本当に食べるものもなくてサツマイモの蔓の炒め物などよく食べた。
だが本当に美味しかった。
あるとき朝顔を洗っていた前の川で大きなうなぎを姉が見つけて捕まえ食べた事もあった。
母のいないお昼などに母方の叔母がご飯に呼んでくれて、お茶碗にてんこ盛りにした真っ白いご飯を好きなだけ
お食べとお変わりしてくれた思い出は鮮烈に焼き付いている。
終戦間もなくの暑い日に、ヒゲぼうぼうの父がゲートル姿で帰ってきたのも目を閉じると瞼の後ろにぼんやりと
その姿が今も思い浮かんでくる。
田舎道を突進してくる牛やお便所の天井を這っていたヘビ。
一番恐ろしかったのは町が爆撃された夜、畑で爆撃機の飛来する様子を見上げながら震えていたことだ。
学校へあがる前の子供にとって戦争は本当に怖いものだった。
焼夷弾のひゅーと言う落下音は子供の脳に焼き付き、夜どーん言う不発弾の爆発音に防空頭巾をかぶって
震えながら耳をふさいだ記憶はぬぐい去る事は出来ない。