ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

最新放射線治療で"がんに勝つ”を読む!

2018-04-23 20:07:20 | Weblog
放射線専門医の佐藤俊彦さんの本だった。
孫が放射線科を出て働いているので放射線に関心があったがよくわからなかった。
よく癌の放射線治療の話を聞くけれど手術の後に放射線治療はするものだ、と思っていた。
しかしこの本を読んで見ると癌の種類や場所によっては放射線治療が手術よりも随分優れている場合があるのが分かった。
放射線治療は癌を放射線の熱で焼くのではなく放射線で細胞内の電子をはじき飛ばし、DNA にダメージを与え、細胞分裂が出来なくして癌細胞を退治するらしい。
サイバーナイフだと手術のように体を傷つける事もなく癌の部位を取り除ける、と書かれていた。
AIの進歩で益々正確な癌の部位の位置極めが出来るようになって、患者に優しく、効果のある治療になるだろう。

“世界を救った日本の薬”塚崎朝子著を読む

2018-04-20 16:36:16 | Weblog
ノーベル賞を受賞した大村智のイベルメクチン開発の様子がまず最初に書かれていた。
ゴルフ場の近くで採取した自然界の菌から生まれた薬が何億人もの患者を失明から救っている業績は本当に素晴らしいことだと思う。
この薬は自然由来でペニシリンと同じように菌を基にしている。
一方現在はDNAや化学物質を基にした合成物質の薬の開発競争が全世界で繰り広げられている。
読んでいても言葉も化学方程式サッパリわからないけれど治したい病気を目指して、理論を立て探究と努力の日々の様子には敬服した。
一度創薬に成功すれば同時に名誉と富ももたらされると思うのだが、彼らはそれらよりも病気を抑えたという達成感に生き甲斐をおぼえているように思える。
それにしても熾烈な創薬競争にメーカーが勝利すると1000億と2000億とも言う利益を打ち出している。
読み終えて一番気になった事は化学式の元素のつながりや配置替えで新薬が出来上がって行く事と人知を超えたタンパク質や細胞内の超微細なものへの働きかけで病気を治す、という、自分には理解し難い薬を毎日飲んでいる事だ。

今日も旬の贈物をいただく!

2018-04-16 21:44:42 | Weblog
タケノコ、ワカメ、カサゴ(ほご)、ミカン、レモン、木の芽全ていただき物。
ワカメは二ヶ所で貰った。食べ切れないほどの多さだが、大好きだから嬉しい。
三度三度でも食べたい。奥さんは干そうかと言っている。
美味しさを先送りするらしい。
それもまた楽しみだ。





毎日タケノコがやって来た!

2018-04-15 16:43:58 | Weblog
毎年春になると掘り立てのタケノコと糠を一緒に届けてくれていた家内の友人が亡くなって旬のタケノコを諦めていた。
ところが不思議な事に毎日のように近所からタケノコのお裾分けがあった。
中にはちゃんと茹でて面倒なあく抜きの手間の要らないものまで頂いた。
奥さんは工夫して佃煮にしたり、メンマもどきを作ったりと、色々作って保存していた。
金曜のお昼ご飯は、タケノコご飯、タケノコ入りのお汁、タケノコとワカメの酢の物、タケノコとワカメの煮物のフルコースだった。
タケノコの旬にタケノコ尽くしを食べられるのは最高の贅沢だ!


ジェフェリー アーチャー を読む

2018-04-13 10:03:15 | Weblog
小遣いの少なくなった高齢者にとって洋書は格好のアイテムだ。
物忘れの激しくなった頭で英語の本を読むと登場人物の名前が覚えられない。
でもそんな事は大したことではない。ストーリーの展開の面白さにハマれば時間を忘れさせてくれる。
このJEFFEREY ARCHER The New Collected Short Storiesは45の物語で857ページもあって休み休み読んでいると4ヶ月も1050円で楽しませてくれた。
日本語を読むように飛ばして読むのもいいのだろうけれど、できる限り単語の意味を調べて、定型の表現を探しながら、日本語との比較などもして、万年筆でノートに書き出して、ボケないようにしている。
喜寿老人は楽しみを探しに松山のジュンク堂へ行きたいけど車で行くか電車にするか、と迷ってる。

「ビットコイン」のからくり を読む

2018-04-09 22:17:39 | Weblog
ビットコインとはどういうものか知りたくてこの本を読んでみた。
ボケ始めた老人には難しすぎてあまりわからなかった。
暗号が通貨になる、と言うことらしいのだが果たしてビットコインが
世界共通の通貨になることはないと思う。しかし外国との決済に適している
、と思えるけれどもビットコインを使わなくても、各国の銀行間で共通の
コインを作って運用すればいいと思った。成長するかは疑問だ。

生醤油うどん初体験!

2018-04-01 13:35:33 | Weblog
生醤油うどんの初体験をした。
終戦直後我が家に居候に近い人がいた。殆ど毎日寝る直前まで我が家で過ごしていた。その人は香川県高松市の駅前で生まれた人だった。毎日町内のお昼になるとうどん屋さんへ行っていた。時々うどんを買ってきて醤油をかけて食べているのを見た。食べ物の不自由な時代だたけれど子供心にも、うどんへ醤油だけをかけて食べる様子は不思議でならなかった。大きくなってその食べ方が香川県人の伝統的な食べ方の一つだとわかって、おじさんに抱いていた、惨めな、といったような思いが氷解して安堵した。