ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

チャールトン ヘストンの死

2008-04-08 11:37:23 | Weblog
今日の新聞にチャ−ルトンヘストンの死亡記事がでていた。
そして川内康範の死の記事もあった。
同じ時代を生きてきたものには淋しいことだ。

青春時代には毎週映画館に通っていた。
街の洋画館で上映されたものは殆ど観た。
今はもう往時の館は全て消えてしまった。
想い出の中では当時の薄汚れた館内の様子や喧噪がありありと生きている。
しかし時間の彼方に呑み込まれてしまったものは帰らない。

中学時代に胸を弾ませながら観た“若草物語”。
軋む階段を上がって入ったスカラ座(私の街の洋画館)で観た“風と共に去りぬ”。
何故か感動して五回も観た“赤い靴”などなど、切りがない・・・・

チャ−ルトンヘストンの“べンハ−”には迫りくる迫力に圧倒され、“十戒”では海が割れるシーンに息を飲んだ。
この時代のコピーには“大スペクタクル・・○○ビジョン”などの文句が踊っていた。
本当に何もかも初めての事ばかりだった。
CGのない時代の映画つくりの凄さに驚かされたものだ。
今は頭に描けるものはコンピュータを使って殆ど映像化出来てしまう。
何か本当の面白さが画面から伝わってこないように思える。
時代の流れだから仕方ないのかもしれないけれど、映画は黒澤明のように作って欲しい。

普段は自分の年は忘れてしまっているけれど、人の訃報をみると自分の年を再確認させられる。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アメリカ合衆国の紳士 (台湾人)
2008-05-19 12:03:28
アメリカ合衆国の男優で結構好きなタイプです。

知的で教養があり気品に満ちたジェントルマンだと思います。

彼の死去に対し残念に思います。
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日本で有名ですか? (台湾人)
2008-07-25 18:05:18
日本での知名度は高いですか?
返信する

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