ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

船上の食事

2007-02-28 16:07:30 | Weblog
4〜5年前に訪れた時は閑散としていたゴールドタワー周辺が見違えるように賑わっていた。
一時は閉鎖の噂があったはずだが、どうも経営主体が変わったらい。
自分の町の事ではなく、香川県のことだからどちらに転んでもいいのだけれど、それでもせっかくつくった観光施設が無くなるのは淋しいから息を吹き返して来ているのはよそ事ながら嬉しい。
以前にはなかった大きなお食事所が出来ていて、そこでは釣った魚を調理して食べさせてくれると云うことだった。
最初は外からガラス越しに中を覗いていたのだが店内に二隻も船が浮かんでいるのに刺激されて店内へ入ってみるとお客が溢れいた。
大きな掘り割りを囲うように桟敷きの席が設えてあり、二階も劇場の観覧席のようになっていてまるで下の舟形の席が舞台のような感じに見えた。
料理よりも客寄せの雰囲気づくりに感心させられた。
お客様「船上席にされますか?」と聞かれ、即座に「いいえ」と答た。
紛い物の船に乗って周りから見られるなんて嫌なこった。
孫となら話は別だ。
それにしてもお客様商売も大変だ。

讃岐でしっぽくうどんを食べる

2007-02-27 15:39:54 | Weblog
       うどんは讃岐の名物だ。
       高松へ来てうどんを食べない手はない。
       そこで昼食にはうどんと決めて駅前ビル二階のうどんやへ行くこと
       になった。
       驚いたことにその通路に全国有名ラーメン店街が四軒程店を出して
       いた。
       最初の店では女の店員さんが盛んに呼込みをしていた。
       不思議な光景だった。うどんの本場でラーメン???
       開店当初はお客が列を成していたが、今は撤退が続いているとのこ
       とだった。
       勇気があるというか無謀というか自信過剰というか、出店企業の
       判断ミスに違いない。
       香川の人のうどん好きは半端じゃない。

       席についてまたまた驚き。
       店員さんの言葉のアクセントがちょと違っていた。
       中国人だった。

       さて何を食べるか。家内と妹は釜揚げてんぷら。
       私と義弟はしっぽくうどんにした。
       しっぽくうどんを食べる時はいつも五十年程前に食べた私の地元の
       かねと食堂の卵が詰まった蒲鉾の厚焼きの入った味を思い出す。
       黄色くてふわっとして何とも珍味のような味覚が鮮明に残っていて
       蒲鉾の厚焼きがないと今でもしっぽくうどんのように思えない。
       食料不足の時代に育った者は困ったものだ。
       それでも流石にうどんの本場だけあって美味しかった。

       しっぽくは長崎の料理で大皿に人数分の料理を盛り付け円卓を囲み
       皆で食べる日本料理・中華料理・オランダ料理などが一緒になって
       出来た卓袱料理の事らしい。
       そしてしっぽくうどんは京都から讃岐に伝わったらしい。
       卓袱の卓はテーブルの事で袱はテーブルクロスのことらしい。

       ああ文化になっていくには何ごとも時間が掛かる。
       大切にしていきたいものだ。

東山魁夷せとうち美術館へ行く

2007-02-26 15:17:40 | Weblog
東山魁夷の唐招提寺の障壁画を以前にテレビで見たとき何か自分に響いてくるものがあって、一度本物を見てみたいと思った。そうかと言って魁夷の作品集を買って見るということもなかった。しかし記憶の何処かにはあって、新聞などで記事を読むたびに作品を見てみたいと思い続けていた。ところが偶々土曜日高松の親戚に泊まりに行って、一日観光に誘われ、栗林公園へ行って金毘羅さんへ行ってそれからその後・・・播の洲の瀬戸大橋博覧会の記念公園の東山魁夷美術館へ行こうとなった。香川県に魁夷ゆかりの美術館があることは知っていたが何所にあるのか知らなかった。わたしは即座に魁夷の美術館に連れて行って欲しい、と頼み、先のところはキャンセルした。家内の足には金毘羅さんの石段はきつ過ぎた。そこでかっての博覧会の記念公園にある美術館へ直行。駐車場右手にそびえる巨大な構造物の橋脚とそれに連なる海を跨ぐ吊橋を時折ゴーと勢いよく通過する電車の音が聞こえてそちらへ目が向くものだから美術館の位置がよく分らなかった。車を降りると左手の方から五六人の一団が駐車場の方へ向って歩いてくるのが目に入ってよく見ると木々の向うにモダンな建物が小さな入り江の直ぐそばに静かに背筋を伸ばして佇んでいた。日本画のイメージではない佇まいだった。内部も同様でメインのホールでは一隅の一本の柱が十メートルほどもキリット垂直に立ち上がって天井を支え建物の構造や照明が一つの芸術作品のようでもあった。建築家は谷口吉生で谷口吉郎の息子だった。
東山魁夷の展示作品はメインが版画詩集「北欧詩集 古き町にて」で二階には洛北の雪山や月のシリーズ的な作品などがあった。私の期待したブルーの時代のものではなかった。しかしどの作品も水や空気といった自然がそこにあって見ている自分が作者と同じ境地になってしまったように思われて素晴らしさにしばし魅了されていた。現物ではなかったけれど設置されている映像集を見てまた感動した。そして待望の作品も東山魁夷のプロフィールを紹介しているビデオで詳しく鑑賞できて目的を達成した。
喫茶コーナのテーブルに座ると遮るものない大きな窓の借景には海が広がりその先に魁夷の祖父の生まれた櫃石島があった。
楽しい一日だった。

うめえー食べちゃった

2007-02-23 11:53:24 | Weblog
        今日はヒヨドリのご来店だ。
        ガラス越しで気付かれないように撮影。
        何時もあっという間に飛び立ってしまうのに
        このヒヨドリは盛んにくちばしを蜜柑に突っ込んで
        喰いに入ってしまって3分余りもいた。

        腹がふとると一体何処で何をしているのだろう。
        腹が空くまで一服しながら仲間とおしゃべりを
        楽しんでいるのだろうか。

        自然のままに暮らす鳥にも厳しい試練はあるだろう。
        しかし自然に逆らって生きる人間のように辛いことは
        ないだろう。

        霊長類の頂点にいる人間様は一番“エライ”のだ、と
        思っていたら大間違いだ。
        本当は生きていくのが一番“エライ”動物なのだ。

        初めの”エライ”偉い?で次の“エライ”は仕事が
        えらいなどの“はなはだしい”の意味です。
  

メジロが来た

2007-02-21 16:59:31 | Weblog

        何処で見ているのだろう。
        樫の木の枝に刺した半分に切った蜜柑を見つけて
        メジロが飛んで来た。
        大きなモズも時折蜜柑を啄みに来る。
        細い南天の枝を揺らしながら実を食べていることもある。
        それにしてもよく見つけるものだ。

命の大切さ

2007-02-20 11:56:27 | Weblog
テレビや新聞で事故やテロの報道を毎日見たり聞いたりしている。
イラクで60名死亡、ガス器具の不完全燃焼で2名死亡等など・・と際限がない。
私たちもその報道に麻痺してしまって被害者数の数字のみを見てその奥にある亡くなった人の人生をあまり気にすることもなく見過ごしているのではないでしょうか。
きっとそれは自分に直接関係していないからだろう。
テロリストにしても自分の家族が殺されればきっと涙するに違いない。
戦争はなかなか解決の難しいものだと思うけれど国内のガス器具などの問題で沢山の事故が起き死者が出ているにも関わらず長い間十分な処置が講じられなかったことは由々しき出来事ではないでしょうか。
テレビなどの記者会見の様子を見ていても、亡くなられた方の事よりも自分達の保身の事ばかリ考えているような場面が多い。
人の命に関わる事故は先ず第一に情報を開示して責任の所在を明らかにし真剣に原因の究明をして改善しニ度と同じ事故を繰り返さないようにして欲しい。

そうそう私も常に安全に気を配って他人は勿論のこと自分も傷つけないようにしなければならない。

橋の下をゆく自動車運搬船

2007-02-19 00:08:07 | Weblog
     久しぶりにしまなみ海道(尾道⇔今治)の来島大橋を歩いて渡った。
     風もなく大変暖かかった。
     ジャンバーを脱いでセーターを片手に颯爽と闊歩した。
     橋の中央部まで来たときにコンテナ船と自動車運搬船が東に向かって
     航行してきた。
     大急ぎでジャンパーのポケットからカメラを取り出してパチリ。

正社員と派遣社員の労働の質はどう違うのか?

2007-02-18 12:16:11 | Weblog
キヤノン、派遣・請負の正社員化後回し 新卒採用を優先(朝日新聞) - goo ニュース
私は常々パートや派遣などの臨時的な労働力を調整弁として利用している経営陣営はともかくそれを他人事のようにとらえていたようにみえる労働陣営の感覚にも不信感を持っていた。経営側も労働側も臨時社員に負の部分を押しつけて自分たちは良いとこどりをしているように思える。臨時の人がいなければその仕事は正社員がしなければ会社は成り立たないのだから正社員も臨時社員も同じ質の仕事が出来ていることになるはずだ。それならば両者の間に賃金の格差があってはいけないと思う。だが両者の間には歴然とした格差がある。経営と労働の両社とも、おそらく正社員には会社への忠誠心があるけれど臨時社員にはない、と言い訳するのではないでしょうか。もしそう思うのならば臨時社員を正社員に登用すれば簡単に解決するのではないでしょうか。しかしそれは短絡過ぎるといわれるでしょう。それならば解決策はどうすればいいか。キャノンのように高卒を沢山採用して正社員を増やすか自社内またはグループ企業内にバックアップ専門の会社を興してその企業の正社員としてグループ企業の仕事をするようにすれば賃金の格差がなくなるのではないでしょうか。そして絶えず必要な教育をしていけば必要な部門への人材の供給や移動が可能になってくるのではないかと思う。

ふと思った!

2007-02-17 12:18:21 | Weblog
いつものように朝顔を洗い両手で水をパッと拭って目蓋を開けると
自分の顔が鏡の中からこちらを見ていた。
昨日と同じ顔なのに、ふとその時おやじに似て来ている、と思った。
おじいちゃんは本当に美男子だったのにお父さんはちっとも似ていない、
と妻に常々云われている自分としては、どうしてそのような感じを覚えたのか
不思議だった。
恐らく年をとった所為で顔立ちよりも雰囲気などが似通って来たのかも知れない。
先日も母の死を知った遠縁の方がみえて、お話の中で、
本当にお父さんに似てこられましたね、と云われ、
人が見ても段々父に似て来ているのだと分かって親子って何処かでつながって
いるものだと思った。

簡単にDNAで片付けられはたまらない。
人知を越えた何かがある筈だ。何か・・・・

これは何に?鳥の巣?教えて!

2007-02-14 14:14:20 | Weblog
      
      散歩コースの川沿いの樹の上の方に球状の枝?の塊があって、
      そのコースを通る度に気になって見上げるのだが鳥の巣なのか
      枝だの窪みに生えた植物なのか判然としない。
      望遠鏡を持っていってよく見れば分るかも知れないのだが望遠鏡
      を持って歩いていると変な人に間違われちゃうよ、
      と家内にたしなめられたことがあって、それもそうだな、
      と自分なりに得心して未だに確認出来ずにいる。
      もしこの写真を見て分る人がいれば教えて下さい。
      写真でも見えると思いますが二羽鳥が巣とおぼしきものの端に
      とまっています。