ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

日本郵政次期社長に元大蔵事務次官

2009-10-21 13:27:04 | Weblog
何故郵政の民営化に亀井大臣や民主党は拘り続けるのだろうか。
確かに簡保の宿など反省すべき事は沢山あると思うけれど民営化されてから
郵便局に行くと局内の接客態度は大変身した。
大臣や国会議員は自分で郵便局へものを出しにいった事があるのだろうか。
僻地などは阻害されて全国一律のサービスが受けられなくなる、というけれど
そういった問題の解決方法は完全民営化をしてもいくらでも考えられるのでは
ないでしょうか。
そういった事を過大に取り上げて騒ぎ立てるのは民営化反対で既得権を無くした
人たちではないのか。
今朝の新聞に亀井大臣が地方の小規模企業などへの融資などのことを言っていたが
どうして郵便局が融資などの民間企業がしている事への進出をしなければいけないのか
分からない。
ノウハウも経験も無い郵便事業者が企業に融資を出来るのか。
それよりも問題の郵政会社の次期社長に元大蔵事務次官を持ってくるとは民主党も
国民を愚弄しているのではないのか。
それも亀井大臣や小沢幹事長の旧知の人物とは。

政権交代は歓迎すべき事だがマニフェスト、マニフェストで選挙に勝てば全国民が
マニフェストを大歓迎していると思って官軍の御旗を振りかざして有無を言わさず
ことを進めるのは納得できない。
八ツ場ダムの問題してもまず凍結して話し合いを持ってから中止にすべきではなかったのか。
中止、中止では現地は納得しない。
愛民と独善では国は治まらない。



献体

2009-10-03 11:45:42 | Weblog
家内の水彩画仲間であった知人のお葬式に参列した。
七十才を過ぎてご夫婦が水彩画を習い始めて以来家族
ぐるみのおつき合いをさせてもらっていた。
年は随分離れているけれど本当に親しくしてもらった。
つい六ヶ月前までは絵を描くことが出来て秋の県展作品を
仕上げていた。
最後になった入院の前に私の家内が、県展への出品の世話を
頼まれて画材やさんに届けた矢先の死だった。
お顔を見、花を手向け、出棺のお見送りをする時に、自分の
出身大学の医学部へ献体されると知らされた。
家内と二人一瞬息を飲んで顔を見合わせた。
一度もそのような話は本人からも奥様からも聞いたことはなかった。
一徹な人だとは思っていたが、献体する、という本人の勇気、そして
それを認められた奥様の勇気、そしてご家族の勇気。
長い人生の中で沢山の人を見送って来たけれど、献体をされる人に
始めてお会いした。
それも親しくおつき合いさせて頂いた方だった。
普段はそのような素振りは露程も感じさせない好々爺だったのに・・・
病弱な奥様の決断にも驚かされた。
私などとても勇気がない。