ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

デリバティブ、サブプライムローンて何んだ

2008-11-18 16:55:13 | Weblog
デリバティブって言葉は金融のことなど分からないものでも耳にしたことはあった。
サブプライムローンも聞いたことはあったような気がしているけれどそれがどのようなことかは全く知らなかった。
このような全世界的な金融危機の状態になって報道されるニュースをみていてだんだんと内実が分ってきた。
本当に馬鹿げたことが行なわれていたのには驚きである。
今朝ファイナンシャルタイムズのアランベッテイさんが書いている記事を読んで目からウロコが落ちた。
長い文章だったので、適当に少し端折って、はじめの辺りを覗くと・・・・
 
 女王陛下、それはよいご質問です。
 なぜ誰も金融危機に気づかなかったのか。
 
 デリバティブの実際の価値がどれくらいのものなのかも
 誰もよく分っていなかったのです。
 ラムズフェルド米国防長官の言うところの
 知らないと知られている、知らないもの
 「known unknown」として
 デリバティブを扱いました。
 
 賢明なエコノミストはたちは、自分たちがデリバティブについて
 実はよく分っていないということを、自覚していたのです。
 云々・・・・・
面白い記事だった。

それにしてもサブプライムローン仕組みはじめから転けるのは分っていたと思うのだけれど現代の錬金術師たちが金融工学と言う魔法を使って、やがては化けの皮が禿げる金貨をせっせと世界中にばらまいてしまった結果がこの金融危機なのだろけれど本当に腹立たしい。
金融の世界的な秩序を作らないと駄目だろう。
政治も軍事も経済も全てをアメリカに握られていては世界は変わらないだろう。



 
 


 

マイケルクライトンの死

2008-11-07 15:08:47 | Weblog
マイケル・クライトンの訃報を知って、一瞬どうして、と思った。
ERの脚本を書いたりする医学に詳しい彼が66才の若さで亡くなるなんて信じられなかった。
忙しすぎて定期的な検診をしていなかったのだろうか。
きっとやりたいことが沢山あり過ぎて頭の中が一杯で自分の身体のことを考えること等忘れてしまっていて、気が付いた時はもう手後れだったのかも知れない。
それにしても色々と多岐にわたった作品を書いたものだと感心させられる。
ERは初めの頃臨場感溢れた救急救命の現場の様子に魅せられて毎回観ていた。
ジュラッシックパークが世界中の人々を虜にしたことも忘れられない。
彼の作品としてはあまり話題にはならなかったのかも知れないけれど”AIR FRAME”をペーパーバックで読んだことがあった。
昨日その本を探し出して、手にとって、この本を書いた人が亡くなったんだ、と暫くページを繰っていた。

彼が癌から生還して、癌を題材にした作品を書いたら、どのような作品になっただろうか、などできもしないことを思ったりした。
それにしても癌って恐ろしい。