痛風はギリシャ時代の遠い遠い昔から贅沢病のように言われて来た。確かに美味いものやアルコールを暴飲暴食して運動もせずじっとしている裕福な人に多く発症する病気だと言うことはハッキリしている。本当に沢山の人が痛風を発症して辛い生活を余儀なくされていた。例えばアレキサンダー大王、ミルトン、フランクリン、ダーウイン、ミケランジェロ、ルター、ニュートンなど有名人もいた。苦痛に耐えかねて、良いと言う凡ゆる療法が施術されていた。瀉血したり、切開したり、まやかしげな薬草や薬、摂食、摂生などなど良いと言う療法が試みられていた。
痛風の原因物質尿酸が発見されたのは18世紀後半で尿酸塩結晶が発作を引き起こす原因物質だと証明されtのは1961年と言うごく最近のことだった。現在は尿酸値を基準値以下に薬で押さえておけば発症しないらしい。自分も40才代に新しく仕事を立ち上げて意気込んでいた頃に右足の親指から甲の部分が腫れ上がって痛くて歩けなくなったことがあった。医者嫌いだったから1週間あまり疼きを我慢して過ごした。痛風だと言ううことは後になって知った。贅沢病ではなかったと思う、、、