写真は9年前の函館駅の風景だ。
私は列車の旅が好きで四国から北海道へ二度出かけた。
雪の北海道は素晴らしかった。
雪に埋もれた無人駅へ間違えて下車して外へ出てびっくり、
何もなくただ目の前は雪ばかり
意を決して、滑らないように歩き始めて5分ぐらい行くと、
ぽつんとお店が一軒現れた。
貴重な体験をした。
主人と話すと偶然徳島県出身の方だった。
北海道は色々な県んから移住した人が一杯いるとのことだった。
友人に飛行機が怖いから汽車にするのだろう、と冷やかされたりするが
ガタゴトという音の響きと車窓からの景色の流れは飛行機では味わえない、
と強弁している。
地方では飛行機に乗るには先ず列車か車の移動が必要になる。
確かにA地点からB地点への移動時間は早いかも知れないけれど、乗るまでの時間や
降りてからの移動の煩わしさは本当にいやだ。
汽車だと自分の町から出発して自分の町へ帰ってくる。
旅からの帰路、列車がだんだんと自分の町へ近づいていく時のホッとした、緩い安堵感は
飛行機では味わえない。
列車の旅は安全管理が昼夜をわかたず行われ、
安全で快適な状態が責任を持って維持されていることだ大前提だ。
北海道の二度の列車の旅で事故に遭わなかったのは、強運?
こわ~~ 又行きたいのに、どうなのだろう?
人を運ぶ鉄道マンが本当にいるのか疑わしい。
原点に返って安全で楽しい旅を楽しませて欲しい。