ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

暫定税率据え置きって?

2009-12-22 21:20:03 | Weblog
先の衆院選の民主党のマニフェストは始めから実行できないのではと思っていた。
それでもここらで一度政権交代をするのも日本の将来に向けてよい事だろうと自分なりに考えていた。

取りあえず暫定税率は据え置いて、名前を変えた新税にするなんて、なんだかすっかり騙されたような虚しい思いになっている。

そして郵政の逆回転だ。何か怨念の逆襲のようで、国民の意見はいったい何処に行ってしまったのか。
口を開けば過疎地の高齢者の年金の受け渡しなどの事が言われているが、以前と違ってサービスはよくなって行っているように思う。
過疎地の高齢者の問題は何も大きく郵政の方向を元に戻さなくても改善の方法はいくらでもあるだろうと思う。
まして中小零細事業者の救済的な金融を郵政に求めるという考えや政策はおかしな話だ。
企業への貸し出しの経験の無いものがどのようにして、国民にツケをまわさないように金融の実際の業務を遂行できるのだろうか。
さらにその業務の遂行責任者に民間人ではなく、元行政マンを選ぶのだろうか。
大きな疑問だ。それも幹部を元官僚で固めるなんて、選挙民を愚弄している。

基地問題は始めから接点を見いだせない社民党と連立して、ゴマカシととれる引き延ばしばかりだ。
ハッキリと自国は自国の軍隊で守るからもうアメリカの基地はいらない、と宣言するか、今はまだその時期ではないから、アメリカと妥協して少しでも沖縄の負担を軽減する方策を早急に実行すべきだ。
社民党の言うように県外か海外移転をするのであれば現実に何処へどのような方法で、何時までに実行するか実行可能なタイムスケジュールを国民に示すべきだ。
同じ事をいつまで議論しても沖縄の問題は解決しない。

政権を担うという事は首相がリーダーシップを発揮して豊かで、平和な国をつり上げることだ。
国民は選挙のための八方美人的な発言や政策を望んではいない。

野党時代に外から国の財政運営を見ていたのと現実に国の財政を運営するのは全然違っていることがわかってきたはずだ。
頑張れといいたいけれど、今のままではエールも送れない。