ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

23年ぶりのピアノの調律

2008-10-19 11:50:36 | Weblog
60歳を過ぎてピアノを弾いてみたいと思い立った。
全くの未経験で生まれて初めて習うことになったのだがピアノ教室へ行くのが何か恥ずかしくて暫く躊躇して悩んだがそれでは駄目だと思いきって教室へ行ってみると、そこは子供ばかりだった。
場違いな所へ迷う込んだようだったけれど、お店の方が大人のピアノ教室もありますよと言ってくれたので一安心した。
いざレッスンを始めてみると指が全然動かない。
手の指を動かすと足の指も一緒に動くようで何か変な感じが生まれて脳に変な違和感が広がって気持ちが悪くなった。
指は卵を持っているように丸くして鍵盤を叩いてください、と言われてもうまくいきません。
右手と左手を同時に動かしてそれぞれ異なる音を弾くなんてとても出来そうになかった。
車の運転も手や足を同時に別々に自在に動かして、上手い下手はあるにしてもみんながしているのだから、続ければピアノだってきっと弾けると自分を励ました。
馴れれば指もある程度自由に動き出すはずだ、と時間をかけてピアノになじむことにした。
少しは慣れてきたのか指は少しずつ動き始めてのだが鍵盤を弾くことと音楽を奏でることは全く別のことだと思い知らされている。

姪に貰ったピアノを調律してもらっていると記録メモが出てきて、最後にした調律から23年も経っていることが分かった。
よく分からないけれど音がクリアになっているようで少し腕が上がったように感じて喜んでいる。

今はムーンライトセレナーデと西村由紀江の日だまりを習っている。

指を動かしていれば脳を刺激してボケ防止になるだろうと、ひそかに期待をしているのだが、果たして・・・・

獰猛なスズメバチ

2008-10-07 22:17:12 | Weblog






スズメバチのバトルを見た。
同じ枝の細葉柊南天の花を食べていたはずなのに二匹が団子状になってアスファルトの上に落下した。
少しの間そのままで転がっていたが一匹が突然飛び立った。
片方はじっとして動かなかった。
少しすると手足を動かしだしたけれど毒針を撃ち込まれたのか動きは緩慢で上向きになったまま喘いでいた。
いつの間にか動きが止まってしまった。
死んでしまったのだ、と思いながら様子を窺っているとアリが集まってきて体の上を歩き回り始めた。一体何を始めるのだろう。
鎧を着たようなスズメバチにかぶりつくのだろうか。

それにしても自然界は本当に厳しい。

スズメバチ

2008-10-06 15:13:10 | Weblog



秋になって細葉柊南天に黄色い花が咲くと何処からともなくスズメバチが入れ替わり立ち替わりやって来て、常時2~3匹が花を盛んに食べている。去年と同じ蜂なのかどうか分からないけれどよく同じところへやってくるものだと感心させられる。うっかり戸を開けたままにしていると家の中へ飛び込んできてブンブン旋回を始めたりする。刺されては大変と慌ててその部屋から出て、自分の方に来ないように戸を閉めて、開いている所から外へ出ていくのをガラス越しにちょっぴり怯えながらじっと窺うことが度々ある。殺虫剤を遠くから吹いてみたり、照明を消して部屋を暗くすれば明るい外へ出ていくのではないか、と考えて試してみても何食わぬ顔をして飛び回ったり照明器具にとまったりして中々逃げない。
それでも少し気長に待っていると外へ出て行ってくれる。
恐ろしいものだから戸をキッチリ閉めていると時折”こつん”と音がしてガラスにぶつかって来るまぬけなやつもいる。

南天に近寄ってしっかり写真を撮ろうと思っても、なんだか怖くてブレテしまう。

南天を切ってしまってもいいのだけれどなんだかそれも自然に逆らうようで思い切れずにいる。
まあ少し気をつけてスズメバチとも共生するのがいいのだろう。

ポールニューマン逝く

2008-10-01 17:07:32 | Weblog
ポールニューマンが83才で亡くなった。
私の青春時代のスターが又ひとり逝ってしまった。
スターは自分が抱いているイメージそのままで、いつ迄も変わらないような思いがあるけれど、ある日突然その人の訃報が伝えられて驚かされる。
ポールニューマンもそうだった。
私の中ではハスラーが鮮明な記憶として残っている。
1961年の作品だから、二十歳を過ぎたばかりの頃に観たことになる。

彼は素晴らしい慈善家だった、と書かれている記事を読んだ。
彼ががんで亡くなったとも書かれていた。
最新の医療を持ってしても執拗ながんを治療出来なかったのも悲しかった。

安らかに、と念じつつ・・・・