ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

視神経炎

2010-01-31 10:37:54 | Weblog
12月29日に孫の目が急に見えなくなったと娘から電話があって驚かされた。
電話ではよくわからなかったのだが、何時も元気よく乗っていた自転車に、乗れないと訴え、自分の近くにあるものを、取ってくれるように頼んだりするので異常に気づいて救急病院へ駆けつけた、と言う事だった。
検査結果は視神経の炎症が原因で視覚異常や色覚異常を起こしていると言われた。
腕によりをかけて正月準備に勤しんでいたおばあちゃんはガックリ。
しかしおばあちゃんの正月料理を楽しみに帰ってきてくれる子供や孫の期待に添うべく孤軍奮闘。
元気に家族でスキーへ行ってそのまま我が家へ帰省した三人の息子の孫から、Rチャンは何時来るの、と聞かれて、今度は病気で来れないのとばあちゃんは声を詰まらせながら答えていた。
Rは兄と姉とは十才以上も年が離れているものだから年の近い従姉妹と会うのを本当に楽しみにしていた。

私はベットの中で目を閉じて、じっとそのままで、孫の状態を思うと不安で堪らなかった。
もし全く見えなくなったらどうしよう。その思いがにぎやかな大勢の楽しい食事や会話の中でも、思い出されて落着かなかった。
おばあちゃんは二日の夜にダウン。もうあるもを適当に食べて下さい、と宣言。
三日に皆を送り出して1週間ほど殆ど寝て過ごした。

娘に孫の様子を尋ねても、一向に症状の改善の様子も見られないとのこと。
健常者ならものを追いかけて自然に動く目の玉が動かないと言うのだ。
治療は強い薬を3日点滴して4日休むと言ったパターンで3回繰り返すと決まった。
ばあちゃんが起き上がれようになって二回目の投薬が始まった頃に、やっと見舞いに行った。
その時は窓側に立つ私と娘の陰を追うように、じいちゃんとママの背丈がどうのこうのと光の案配でぼんやりと姿を見ている様子が分かった。
全然明かりがないのではなくて、おぼろげに見えている、分かって嬉しかった。

また1週間して行くと、今度は遠くにあるデパートの観覧車が見えると言ったり、病院の屋上の看板の文字を読んでくれたり、前日の夜子供番組のテレビを観た、と話してくれた。
おばあちゃんは色々なものの色を指差して、これは何色、あれは何色、とうるさがられるように質問攻めにしていた。
劇的に良くなっているので安心した。

もう1週間して行くと、今度は小児科の遊戯室でお母さんと塗り絵をしていた。
メールで貰っていた要望の書いて消せるペンを買って持って行った。
3回の治療を2回で終わると言う事だった。

一体何が原因だったのだろうか。
ウイルスだろうという言う事らしいがよくわからない。
風邪を少し前にひいてタミフルを飲んだらしいのでその副作用かも分からない。
インターネットで調べてみると、タミフルの副作用で視神経炎を起こす場合もあると出ていた。
治療法もその場合と同じ療法だった。

タミフルの副作用と思われる子供の精神異常で飛び降りがあるが、あの症状は視覚異常によるものではないかと思ったりもしている。
それにしても孫は本当に幸運だった。後遺症が残らない事を祈るのみだ。
感謝!

政治と金

2010-01-17 00:24:24 | Weblog
民主党も自民党も金の問題は同じじゃないの。
まあ小沢幹事長は元自民党の幹事長でもあった事だし、田中角栄や金丸信と言う人たちの”やり方を”近くで学び、実践してきたはずだ。
胆沢ダムに絡んだお金の流れのニュースなどを見るにつけても、我々の常識からすればあのような金のやり取りは完全な犯罪に見える。
何故政治家にお金がわたるのか。
政治家は不正が行われないように大所高所から監視監督する責任があるはずだ。
政治家が国民の税金を不正に吸い上げ行為は許される事ではない。
その点だけをとらえても、検察の告発は正義だと思えるのに、不当逮捕だ、と主張するのはどうだろう。
折角政権が交代したのだから民主党にもう少し頑張ってもらいたいけれど、民主党大会の様子を見ていて、一人も小沢批判をする人がいなかったのは少し薄気味悪い感じがした。
誰か一人ぐらいは国民によくわかるように幹事長は説明をすべきだ、とか検察の事情聴取に正々堂々と応じるべきだと発言する人がいてもいいのではないのか。
誰か民主党大会を取材した人が”もの言えば唇寒し・・・”と言っていたが、本当にそんな気がしてならない。

原発ジプシー

2010-01-08 11:16:57 | Weblog
今日ブログを見ていて”原発ジプシー”という言葉に出くわした。
今丁度愛媛の伊方原発で定期検査が行われていて、冷却水にヨウ素?(放射背鵜物質)が普段の2.5倍もあったが大気中にも放出されておらず冷却水も規制数値内だから心配ない、と原発の担当者は説明していた。
事故がなければいい、というのではない。
事故が起これば、もう取り返しがつかないのだ。
現在の日本の生活環境で原発はなくてはならないものになってしまっているのだから、安全を第一にした環境のもとで、安全を最優先にした人員配置で運転管理がされなければならない。
しかし現場には”原発ジプシー”と呼ばれているような原子力発電所の保守点検員がいるらしい。
これでは原発の安全は守れない。
原発の現場では徹底した安全教育と環境への配慮義務などを身につけた人たちが二十四時間安全運転管理をしなければならない。
国や電力会社は”原発ジプシー”と言われる人がいる現実を知っていたのだろうか。
もし知っていて、放置していたのであれば本当に重大なことだ。
すぐ調査して改善策を講じなければならない。