ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

トライアルバイク

2014-04-28 21:46:34 | Weblog


毎日行く海岸の岸壁の前にある捨て石を自転車で
曲芸のようにバランスを取りながら若者が走行していた。
走行と言ってもじっと止まってバランスをとって
転ばないようにしながら少しずつ動いていた。
少し進んでは休憩を取っていた。
とても体力がいるので長く続けて運転できないそうだ。
私は平坦な突堤で500mほど両手を離して走る事は出来るが??

ヒットラーの死をみとどけた男

2014-04-25 22:53:46 | Weblog


高校生だった1957年頃に“夜と霧”と言うナチのユダヤ人虐殺(ホロコースト)の記録映画を観た。
殺された人の山のように積まれた眼鏡や靴、虐殺の部屋などの直視できない映像にショックを受けた。
そのあとで買った“夜と霧”のドキュメンタリー本の写真には虐殺される前の骨と皮になった、目だけがギョロッと宙を見つめている集団や焼かれた灰の山、55年経った今も鮮明に思い出すのは、人の皮で作った電気スタンドのシェードを使っている女性の収容所職員の写真だ。
映画を観た夜は部屋の電気を消すと映画の凄まじい記録の場面が頭の中でぐるぐる回って恐ろしかった。
人間が人間を自分たちの主義にあわないことで、平然とガス室へ詰め込んで殺せたのかわからない。
狂気として片付けてしまえるものではない。
この本はヒットラーの警護をしていた男の記憶をたどった話だ。
彼の話からはホロコーストの事など出て来ない。
ヒットラーは護衛の一兵卒にも声をかけたりする人で狂気の人には見えていなかったようだ。
それにしても人間を戦争という狂気に走らせるの一体何が原因なのだろうか。
あの時代から70年を経た今も世界中で殺し合いが続いている。

小さい庭に春が来た

2014-04-23 16:22:34 | Weblog




去年はあまりうまく育たなかったブドウもやっと目覚めて葉を広げ始めた。
父母の住んでいた家の玄関への踏み石の周りに蒔いた芝生とクローバーの種も顔を出してきた。
狭い所へ二種類の種を蒔いたので不安があったけれどどちらも育っている。
しかし小さな密集した庭では熾烈な生き残り競争が起きるのかも知れない。

寄生虫なき病を読む

2014-04-22 22:52:59 | Weblog


この本を読んで
体は宇宙よりも未知の世界だ、と思った。
私は何処から来て何処へ行くのだろう。
生きている事の不思議。
寄生虫や細菌との共生が作り出す働きの謎。
抗生物質で寄生虫と細菌を人体から駆逐してしまうと
きっと人類は死滅してしまうのでは、と思った。
高校時代好きになれなかった生物の話を70才を過ぎて
興奮しながら読んだ。
今話題のSTAP細胞よりも寄生虫や細菌の方が凄い気がする。
そしてその研究者達の熱意に感動した。
著者のモイセズ・ベラスケ=マノフさんありがとう!




無人野菜販売所

2014-04-19 17:43:14 | Weblog


1キロ程の緩やかな坂道を必死にペダルを漕いでいると
道沿いに現れた野菜の無人販売所。
そこで一休み。
よく見ると350円の筍あり。
安いと思ったが、思いとどまった。
貰ったばかりの筍がまだあった。
この時季には誰かが持って来てくれる。
今年はチャンと茹でたものが届いた。
そして今日も


ぼくが逝った日を読む

2014-04-12 22:49:53 | Weblog


フランスのゴンクール新人賞受賞作だ。
死んだ息子が自分の死後の両親の様子を語るものだ。
不思議な感じの小説だけれど私もこのような情景を
連想してみることがある。
実際にはあり得ない事だが
この作者と同じような気持ちを抱く時はある。
同じような想像をしても
この作者のように作品に仕上げれる才能は素晴らしい。
引き込まれるように一気に読んだ。