![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2d/636fc3cd44d0dff5df2477a193263127.jpg)
12日はお日さんが顔を出していて、少し北風が少し吹いていた。
この海岸は風を遮る松林があるから冷たい北風もあまり届かなかった。
自転車を止めて、捨て石に降りると風も止まったように思った。
太陽光が体を優しく包み込んで冬が何処かへ隠れてしまったような錯覚を覚えた。
高めの平たい石をテーブルにして、太巻き寿司を出した。
巻き寿司はお母さんの持ち寄りパーティーのおこぼれだ。
最後に巻いた具沢山の本当の太巻きだった。
残すまいと無理矢理食べた。
好きな海辺で、大好きな巻き寿司を頬張っているとき
人生の幸せって、
きっとこのように一見なんでもないようなことに潜んでいて、
時折顔を見せてくれるのだろうと思った。