ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

外科の夜明けを読む

2014-06-21 17:33:11 | Weblog


J・トールワルド 著・大野和基 訳・養老孟司 解説の“外科の夜明け”を読んだ。
この本を読んでいて、2000年代に生きている幸せを実感した。
150年前の医療の現場は、現在ならだれでも知っている病気の感染などの知識
を知らず、傷を負った人の殆どが傷口から腐った膿を出し死んでしまったらしい。
病院の治療の様子を想像すると本当にゾッとする。
消毒もせず、細菌が一杯の手で治療をする訳だから病気の感染も止まらない。
病原菌の存在さえ否定されていた。
そのような時代でも医療現場は少しずつではあっても、権威と新参とのバトルを
経ながら改革が進んだ。治療時の痛みの除去の麻酔、医療現場の洗浄・清潔維持
パスツールやコッホなどの細菌の研究など。
それにしても現在の医療の現場で当たり前のように行なわれている治療が150年
間の先人の並々ならぬ奮闘の賜物なのだ。 
無菌のゴム手袋の使用がジョンズホプキンズ大学教授のハルステッド氏が恋人で
後の妻になる婦長のキャロライン・ハンプトンの手荒れを思って作ったものが
広まった、という事らしい。タイヤメーカーのグッドイヤーが作ったそうだ。
進歩って、力むと抵抗の壁が出来たりするが思わぬ事が切っ掛けでブレイクスルー
できて次々と進んで行くんだろう。



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1 コメント

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やって来ました! (ジジねこ)
2014-06-22 11:24:16
ご案内を頂き早速やって来ました。
よい本を読まれましたね。
僕なんか読みっぱなしなので、
感想を書くなんてとても・・・
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