朝方曇り空だったが午後はかいせいになった。暑さに慣れないので少しバテ気味で毎日行っていた海岸行きも飛ばし飛ばしになっていたが今日は思い切っていってみた。潮の香りを吸い込むと疲れも何処かへ行ってしまった。海はいい！
白い花を咲かせるハンカチの木だ、と思っていた。ところがこの花の名は崑崙化(コンロンカ)と言うことだった。花の名前はともかく真っ白い葉っぱを付けているので不思議に思っていると、それは花の一部だと教えられた。訪ねてくるひとの目にと留まって綺麗だね、と言われる。毎日見ているけれど不思議に目を惹く花だ！
曾祖母さんがひ孫に今治タオルを贈りたいと言うので老舗コンテックス(近藤繊維産業)の直営店へ行った。ここの創業者は松下幸之助の薫陶を受けた人だったので松下流の素晴らしい会社です。奥さん、アレやこれやと手に取っては眺めているので私もウロウロと店内を見て回り素晴らしい製品に驚かされた。昔の感覚の製品とは比べられない。今治タオルは凄くなった、と思った。
年を重ねると段々と食が細くなるけれど食欲は落ちません。何時も食事が待ち遠しい。
時々何を食べたい、と聞かれるが、これが食べたいと言う要望はない、作ってくれるものでいい。出されるものはとにかく美味しい、奥さんは大変だろうけれど変幻自在に調理して楽しませてくれる。何時も、お父さん、美味い？と尋ねられて、旨いよ、と返事するのだが、食べ始めにこれは旨いね、と言えればいいのだが食べ急いでしまって後悔している。
夏至って昼が一番長い一日だ！18時40分になってもまだ日は高かった。コロナ禍で気分が優れないけれど明るいお日さんの顔を見ると救われる。日に当たるとウイルス退治が出来るといいのだがなあ〜 ウイルスは60°cだと数秒で半減するらしい、と今読んでいる、ウイルスの意味論:山内一也著にあった。
お天気だと4時になると片道5kmの海浜公園へ行って突堤の尖端で折り返す。遠望するとサイクリングで有名なしまなみ海道の来島海峡大橋が架かっている。橋の向こう側は先日の船の衝突現場だ。海峡の潮流は日本三急潮に数えられていて干満に合わせて航路が変更になる難所です。
何時も図書館へ行くと先ず新刊書コーナーを見る。"空気と人類“は興味をそそられる題名だった。現在パンデミック状態のコロナウイルスも空気感染だ、と思いながら読み始めると内容の素晴らしさに引き込まれてしまった。空気は有って当たり前で深く考えたこともなかった。しかし地球にとっても、我々の生命維持の血液循環も気象現象も,冷蔵庫もクーラーも火薬の爆発も原爆も水の変化:液体、固体、蒸気、空気と関わらないものは存在しない。難しい事が書かれているけれどメチャ興奮する面白い読み物だった。なにわともあれ沢山の人に読んで欲しい一冊だ。
蔵書にしたい1冊だった。本当に面白かった。
4日に1度は焼いてくれるカンパーニュ、硬くて噛みごたえがあるので20回以上噛む、噛めば噛むほど美味しい。80越えのじいさんとばあさんがオリーブオイルに岩塩振ってチョット浸してボリボリ、ムシャムシャ、変わった食事風景かもしれません、でも2人はこの味にハマってしまって、とろけるような柔らかい流行のパンには戻れません！
コロナワクチン接種予約日にかかりつけの病院の診察日だったので受付でお願いすると電話かネットでお願いします、とつれない返事、大きな病院だから当然通院患者を受け付けると思っていたのその日はダメだった。1週間待ってLINEの申し込みを準備して開始時間に挑戦しても夫婦で別々でなんとか予約できた。それにしても不味いやり方だと思った。年齢別にして行政から招待形式にすれば混乱なく、無駄の無い接種になるのだが、と思った。接種にしても報道されているほど困難なことはないと思った。今日1回目の接種を個人病院で受けたが老人を椅子に座らせて看護師が注射をして回ってくれたので1時間毎に30名をスムースに処理していた。個人病院はメチャクチャ沢山あるからワクチンを上手く配ればもの凄く早く接種が進むはずだ。ああ早く100%になって欲しい。
院内へ入る手間に噴霧消毒ブースを通った。
院内へ入る手間に噴霧消毒ブースを通った。
ハリー・ポッターの裏話を読んだ。でも肝心の物語はまだ読んだことはない。しかし作者のJ.K.Rowlingには非常に興味を持っていた。生活保護で生活しながら子供を連れてカフェで物語を書いた、という事が紛れも無い事実だったので驚いた。それよりも物語の構想が恋人に会いに行く列車の中でふと浮かんで、物語は7巻まで続くと実感したらしい。お母さんに影響を受けて、自分の体験が散りばめられ、登場人物の名前などの苦労や楽しみなども語られていた。思い付いて7巻の筋書きを組み立てるのに5年かかったと語られていた。やっと引き受けてくれた出版社から発売されるとあっという間に広がって世界の60カ国で出版されているらしい。J.K.Rowing の魔法に子供も大人もかけられてハリー・ポッターの魔法の世界に入り込んでしまった。60才の頃英会話を習っていて、先生がロンドンへ旅行する生徒にハリー・ポッターの英語版を買って帰るよう依頼していたのを思い出した。