ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

江戸前魚食大全をよむ

2016-06-25 15:20:26 | Weblog
江戸前の言葉につられて図書館の新刊書棚の展示されたばかりの「江戸前魚食大全」を借り出した。
徳川家康が江戸の町を作り上げていく様子や所謂江戸前の成り立ちの過程など、大きくは徳川時代の初期のことが魚食を通じて語られて面白かった。江戸前湾と言うか東京湾の漁師が漁獲量を制限しあっている様子には驚いた。チョット眉唾だと思ったのだけれど、家康が天婦羅の食べ過ぎて亡くなった、と書かれていた。英雄も矢張り人の子だったんだ、と思えて親しみを感じた。


サバイバルには遅過ぎる!

2016-06-24 14:00:44 | Weblog
75才ではサバイバルするにはチョット遅過ぎるかもしれないが安かったので偶々買った英文法の本を読んでいて、高校時代の英語の時間を思い出した。一年生最初の時間に口からツバ飛ばすような勢いでQueen Elithabethをクゥイン エ・リ・ザ・ベスと発音されて、中学校との違いに魂消て皆んな苦笑いした。
懐かしい印象深い先生だった。文法の先生は大きな眼鏡の背の高い人だった。あだ名はトンボだった。
それにしても当時この「サバイバル英文法」があれば型にはまった文型を覚えなくていいから楽しく英語も学べように思う。それにしてもこの本の著者は偉いな~あ・・・・・

老人の1日16円の楽しみに

2016-06-23 14:51:18 | Weblog
二ヶ月に一度ぐらいの割合でジュンク堂へ出かける。
楽しみは勿論本を買うことだが、隣町でのランチは同じくらいに楽しい。
奥様にとっては格好の気晴らしになるらしい。
自分は2~3000円で2~3冊のミステリーを買えば満足である。
本は大体5~600ページあるので、字引きを頼りの老人にとっては1冊読むのに二ヶ月くらい掛かるので1日15~6円の娯楽になる。本当に楽しい時間になっている。唯一つ心配なのは眼とボケである。

ホゴを貰う

2016-06-20 21:16:10 | Weblog
「島の兄が釣ってきたの」といって沢山ホゴをお昼前に届けてくれた。
魚が大好きな二人は早速お昼ご飯に煮付けていただいた。
新鮮だから身が引き締まっていて身をほぐすのにチョット苦労したが味は最高だった。
瀬戸内の魚は本当に美味しい!


北条民雄 の「いのちの初夜」

2016-06-10 14:43:52 | Weblog
北条民雄の「いのちの初夜」を読んだ。
ハンセン病に罹り入院した時の情況が書かれていた。
読み進む内に彼の心情がぐんぐん迫って来てまるで病棟にいるような錯覚を覚えた。
現在の癌も無慈悲な手で命を躊躇なく死の淵へ追いやるけれど、この物語を読んでいると一度死んで尚もう一度悲痛な命を生きている酷い様子が恐ろしくてたまらなかった。
ポプラ社の百年文庫は短編で文字も大きく年寄りの読物としては最高!